レガシー台北へ行くなら必読!行き方・キャパシティ・観光情報を一挙公開
台湾を代表するライブハウスレガシー台北は、多くの日本人アーティストも公演を行う音楽の聖地です。
あいみょんやLiSAなどの人気アーティストもステージに立ったこの会場で、忘れられないライブ体験を楽しみませんか?
この記事では、レガシー台北への行き方から会場の注意点、周辺の観光スポットまで、台北でのライブ体験を最高の思い出にするための完全ガイドをお届けします。
レガシー台北とは
(画像出典:レガシー台北公式ファンページ)
レガシー台北は、台北の歴史ある文化エリア「華山1914創意文化園区」にある、台湾屈指の人気ライブハウスです。
会場となる建物は、1914年から台北のシンボルとして愛され続けてきた歴史的建造物をリノベーションしたもので、歴史の重みと現代的な音響設備が見事に融合しています。
2009年にオープンしたレガシー台北は、華語圏の新進アーティストたちが「いつかはここで」と憧れる聖地的な存在。
台湾音楽シーンの中心地として、数多くの名演が生まれてきました。
日本からも多くのアーティストがステージに立っており、れんやあいみょん、LiSAといった人気アーティストもここでライブを開催。
レガシー台北のキャパシティ
レガシー台北のキャパシティは約1,000~1,200人で、全席スタンディング形式となっています。
座席は一切設けられておらず、1列あたり30~35人程度が立つことができる設計です。
レガシー台北の最大の魅力は、225坪という開放感あふれる広々とした空間にあります。
会場内には視界を妨げる柱が一切なく、どのポジションからでもステージを存分に楽しめる構造が自慢です。
ステージサイズは横11m×奥行6m、天井高8mという贅沢な設計により、アーティストは伸び伸びとパフォーマンスを披露でき、同時に観客との距離感も絶妙に保たれています。
レガシー台北の最寄り駅
レガシー台北へのアクセスで最も便利なのは、台北MRT板南線(ブルーライン)の「忠孝新生駅」です。
レガシー台北までは駅から徒歩約9分の距離にあり、台北市内からのアクセス性は抜群です。
MRTでのレガシー台北への行き方
レガシー台北への行き方として最も便利なのは、台北MRTを利用するルートです。台北MRT板南線(ブルーライン)の「忠孝新生駅」で下車し、そこから徒歩わずか9分でレガシー台北に到着できます。
ただし、MRTでの行き方を選ぶ際に注意したいのが、板南線の混雑状況です。
この路線は東京の山手線のような存在で、台北のビジネスマンや通勤客が多く利用するため、朝8時~10時と夕方17時~20時の時間帯は非常に混雑します。
特にレガシー台北でのライブが昼公演や夜公演の場合、これらの通勤ラッシュ時間帯と重なる可能性があります。
混雑を避けたい方や、より快適なレガシー台北への行き方をお探しの方には、後述するチャーターサービスの利用も検討してみてください。
- 所要時間:台北駅から15分
- 所要料金:20台湾ドル(100円)
バスでのレガシー台北への行き方
バスでのレガシー台北への行き方も選択肢の一つですが、MRTと比べて料金は安いものの、利便性の面では劣るのが正直なところです。
レガシー台北周辺には「華山公園(市民大道一)」「忠孝國小」「華山文創園區」「光華商場」「正守公園」など複数のバス停がありますが、最も近いのは「華山文創園區」バス停で、徒歩わずか4分の距離です。
このバス停には205、212、257、262、299、276、202、605、600番と忠孝幹線が停車するため、出発地によって適切な路線を選ぶことができます。
ただし、台北のバスには注意点があります。
運転が荒めで、乗客が着席する前に発車することも珍しくありません。
車酔いしやすい方には正直おすすめできません。
また、車内に駅名表示の電光掲示板がなく、日本語のアナウンスもないため、台湾が初めての方には行き方として少しハードルが高いかもしれません。
予算重視なら台北MRTが安心ですが、快適性を求めるなら空港やホテルからレガシー台北まで直接向かえるタクシーやチャーターサービスの利用をおすすめします。
- 所要時間:台北駅から5~15分
- 所要料金:15台湾ドル(75円)
タクシーでのレガシー台北への行き方
レガシー台北は全席スタンディングで、ライブ中はずっと立ちっぱなしになります。
そのため、会場に着くまではできるだけ体力を温存しておきたいところですよね。
タクシーでのレガシー台北への行き方なら、台北市内のどの観光スポットからでも快適に移動できるのが大きなメリットです。
Uberを使えばタクシーを呼びやすいのですが、雨天時やラッシュアワーには料金が急騰するのが難点。
通常料金の2倍以上になることも珍しくありません。
例えば、夜19時開演のライブに向けて18時頃にUberを呼ぼうとすると、確実に割増料金が適用されてしまいます。
ラッシュアワーの時間帯であれば、MRTは混雑して快適とは言えませんが、料金面や所要時間を考えるとタクシーよりも優秀です。
そのため通勤時間帯の移動にはMRTをおすすめします。
一方、昼間に九份や十分、野柳など台北市外の観光地を巡ってから、夕方にレガシー台北へ直接向かいたい場合は、片道送迎や時間制の貸切チャーターが最適な行き方と言えるでしょう。
- 所要時間:台北駅から5分
- 所要料金:90~150台湾ドル(450~750円)
チャーターでのレガシー台北への行き方
チャーターでのレガシー台北への行き方は、桃園空港や松山空港、ホテルから直接アクセスしたい方に最もおすすめの移動手段です。
九份、十分、野柳といった台北市外の観光スポットからレガシー台北へ直行する場合にも非常に便利です。
チャーターはタクシーと比べて長距離移動に強く、料金も比較的リーズナブル。
さらに時間制貸切サービスを利用すれば、1~2か所の観光スポットを巡り、最後にレガシー台北で降車するといった効率的な行き方が可能です。
おすすめモデルコース
夜19時開演のライブの場合:
- 14時:桃園空港到着
- 15時:空港でチャーター乗車
- 16時~17時:台北101の鼎泰豐または士林夜市で台湾グルメを堪能
- 17時30分:ホテルでチェックイン・荷物預け
- 18時:レガシー台北到着
この4時間コースなら、台湾到着からライブまでを効率よく楽しめます。
tripoolチャーターの安心ポイント
- エアコン完備で真夏でも車内は涼しく快適
- 雨天でも濡れる心配なし
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- 正規認可を受けた台湾企業による運営
- プロドライバーによる丁寧な運転と清潔な車両
- 安心の料金体系
- 明朗会計でわかりやすい料金設定
- 前日朝6時までキャンセル料無料
レガシー台北でのライブを最高の思い出にするために、ぜひtripoolのチャーターサービスをご利用ください。
- 参考料金:桃園空港からの4時間貸切チャーター 2,460台湾ドル(日本円約12,300円)
レガシー台北へ実際に行ってみた体験レポート
(画像出典:レガシー台北公式ファンページ)
レガシー台北へ実際に足を運んでみた体験をお伝えしますね。
まず行き方については前述の通りですが、会場に到着してからが本番です。
レガシー台北は縦に長い長方形の会場で、後方エリアはステージからかなり距離があります。
全席フラットなフロア構造で、大型スクリーンも設置されていないため、満員の場合は後方からステージ上のアーティストを見るのは正直厳しいです。
身長の低い方は、積極的に隙間を見つけて前方に移動することをおすすめします。
ただし、最前列の端は見る角度がかなり斜めになってしまうので、実は5列目あたりがベストポジションだと感じました。
音響効果は本当に素晴らしく、レガシー台北の音質には感動しました。
一方で照明はかなり極端で、真っ暗になったり眩しいほど明るくなったりするため、アーティストの表情をしっかり見たい場合はタイミングが重要です。
特に注意したいのが夏場の暑さです。
エアコンは稼働していますが、1,200人以上の熱気でかなり暑くなります。
必ず水分補給の準備を!近くのコンビニでペットボトル飲料を一人2本は用意しておくと安心です。
冷感ウェットティッシュも持参して、首筋を頻繁に拭くのがおすすめ。
これらの準備をしておけば、レガシー台北でのライブを存分に楽しめるはずです。
レガシー台北周辺の完全ガイド
レガシー台北周辺には魅力的なスポットが数多く点在しており、ライブ前後の時間を有効活用できます。
レガシー台北でのライブと合わせて、台北観光を満喫してみてください。
華山1914文化創意産業園区
1914年に設立された歴史ある酒造会社の建物が、現在は台湾雑貨のショップやアートギャラリーとして生まれ変わった文化スポットです。
台湾らしい雑貨やクラフト作品がお好きな方には、ぜひ立ち寄っていただきたいエリアです。
華山1914文化創意産業園区についてもっと詳しく知りたい方は、見どころを詳しく紹介した専用記事もぜひチェックしてみてください。
Simple Kaffa Flagship 興波咖啡旗艦店
台湾コーヒーチャンピオンシップで何度も優勝を果たしたバリスタ・呉則霖氏が手がける話題のカフェです。
歴史ある建物をリノベーションした店内は、伝統的な雰囲気とモダンなデザインが絶妙に融合しています。
予約制ではないため店頭での順番待ちが必要ですが、テイクアウトして華山芸術文化特区の広場でピクニック気分を楽しむのもおすすめです。
光華商場
台北の重要なデジタル製品の商業施設で、パソコンだけでなく撮影機材、音響機器、監視設備なども豊富に揃っています。
「台北の秋葉原」とも呼ばれており、電子機器マニアの方には絶対に訪れていただきたい聖地です。
JellyJellyCafe
古民家をリノベーションしたおしゃれなカフェで、店内の座席数は多くありませんが居心地の良い空間です。
看板スイーツの「ジャスミン茶ミルクティー シフォンケーキ」は多くのお客様から好評をいただいています。
軽食メニューも充実しているので、レガシー台北でのライブ前の腹ごしらえにもぴったりです。
レガシー台北の注意点
レガシー台北でのライブを最大限楽しむために、事前に知っておきたい重要なポイントをまとめました。
初めてレガシー台北を訪れる方は、ぜひ参考にしてください。
全席スタンディング形式
レガシー台北は座席が一切設けられていない、完全スタンディング形式の会場です。
ライブ中は2~3時間立ちっぱなしになるため、履き慣れた靴での来場をおすすめします。
ヒールや新しい靴は避けましょう。
後方からの視界が限定的
レガシー台北は縦に長い長方形の会場で、後方エリアはステージから相当な距離があります。
大型スクリーンも設置されていないため、満員時は後方からアーティストを見るのが困難になります。
MRT利用時のラッシュアワー
最寄りの忠孝新生駅を通る板南線は、朝8時~10時と夕方17時~20時が非常に混雑します。
特に夜公演の場合、帰宅ラッシュと重なる可能性があるため、時間に余裕を持った移動計画を立てましょう。
タクシー・Uber利用時の料金変動
雨天時やラッシュアワーには料金が通常の2倍以上に急騰することがあります。
特に夜19時開演のライブ前(18時頃)は確実に割増料金が適用されます。
夏場の暑さ対策は必須
エアコンは稼働していますが、1,000人以上の観客の熱気でかなり暑くなります。水分補給のタイミングを逃さないようご注意ください。
体力温存を心がける
レガシー台北は全席スタンディングのため、当日は体力温存を心がけましょう。観光は軽めにして、ライブに備えることをおすすめします。
レガシー台北に関するよくある質問
Q1:トイレはどこにありますか?
レガシー台北の会場外に2か所トイレがあります。
1つは光點華山の隣、もう1つは右側の別棟にあり、どちらも徒歩1分以内の距離です。
開演前に必ず済ませておくことをおすすめします。
Q2:グッズ販売はどこで行われますか?
アーティストのグッズ販売がある場合は、通常レガシー台北の正面入口左側で行われます。
Q3:荷物を預けるロッカーはありますか?
レガシー台北の入場後、入口付近にコイン式のロッカーが設置されています。
ただし、入場してからでないと利用できないため、貴重品以外の荷物は事前にホテルに置いてくることをおすすめします。
Q4:入場待ちの列はどこに並びますか?
レガシー台北の正面入口から右側に向かって列を作ります。
雨天の場合は傘の準備をお忘れなく。
台北は突然の雨も多いため、折りたたみ傘を持参すると安心です。
Q5:一人参戦で終電が心配です。どうすればよいですか?
台北MRTの最終電車は深夜0時近くまで運行しているため、MRTでの帰宅が最も安心です。
台湾の治安は非常に良好ですが、深夜のUber利用に不安がある方は、tripoolの相乗りサービスを事前予約しておくのがおすすめです。
専用車レベルの快適さをより安価で利用できます。
ただし、相乗りサービスは予約時間から10分程度しか待機してくれないため、レガシー台北でのライブ終了予定時間の30分後を目安に予約しておくと安心です。