【2025年版】台北で絶対に食べたい台湾朝ごはんの名店16選!朝から台湾グルメを満喫【マップ付き】
- 台湾朝ごはんの魅力とは
- 台湾の朝ごはんの定番メニュー
- 台湾朝ごはんの平均予算と物価
- 台湾朝ごはんの食べ方とマナー
- 台湾朝ごはんのおすすめ店1:阜杭豆漿
- 台湾朝ごはんのおすすめ店2:永和豆漿大王
- 台湾朝ごはんのおすすめ店3:鼎元豆漿
- 台湾朝ごはんのおすすめ店4:世界豆漿大王
- 台湾朝ごはんのおすすめ店5:秦小姐豆漿店
- 台湾朝ごはんのおすすめ店6:四海豆漿大王
- 台湾朝ごはんのおすすめ店7:阿宗麵線
- 台湾朝ごはんのおすすめ店8:劉山東牛肉麺
- 台湾朝ごはんのおすすめ店9:金峰魯肉飯
- 台湾朝ごはんのおすすめ店10:周記肉粥店
- 台湾朝ごはんのおすすめ店11:老蔡水煎包
- 台湾朝ごはんのおすすめ店12:阿川蚵仔麺線
- 台湾朝ごはんのおすすめ店13:清粥小菜
- 台湾朝ごはんのおすすめ店14:大四方蛋餅
- 台湾朝ごはんのおすすめ店15:民樂旗魚米粉湯
- 台湾朝ごはんのおすすめ店16:美而美
- 台湾朝ごはんのマップ
- 台湾朝ごはんに関するよくある質問
台湾朝ごはんの魅力とは
台湾の朝食文化は世界的に有名で、その魅力を求めて多くの外国人観光客が訪れています。実は台湾では朝食店の数がコンビニの数を上回るほど、朝食文化が根付いているんです。
朝食の定番メニューである肉まんや饅頭、台湾風クレープ(蛋餅)、揚げパン(油條)、豆乳は、1949年に中国本土から多くの人々が台湾に移住してきた際に広まったと言われています。
1955年頃になると、働く人々の間で焼餅(シャオビン)と豆乳を朝食にする習慣が定着し、それをきっかけに豆乳店が次々とオープンしていきました。その中でも、1958年に創業した台北の「阜杭豆漿(フーハン・ドウジャン)」は、今では台湾の朝食文化を代表する名店として知られています。
一方、より新しい朝食文化を作り出したのが、1988年に1号店をオープンした「美而美(メイアルメイ)」です。台湾人の味覚に合わせてアレンジしたハンバーガーやサンドイッチなどの洋風メニューを提供し、大人気となりました。また、地域によっては鍋焼きそばや卵入りインスタントラーメンといった台湾式の麺類も人気メニューとなっています。
伝統的な朝食を代表する阜杭豆漿と、新しい朝食スタイルを確立した美而美。この記事では、こうした台北の朝食文化を支える様々な店舗や屋台をご紹介していきます。
台湾の朝ごはんの定番メニュー
台湾の朝食には実に様々なメニューがあります。
定番の朝食メニューには、台湾風クレープ(蛋餅)、ネギのパン(蔥油餅)、大根もち(蘿蔔糕)、豆乳、揚げパン(油條)、焼餅、おにぎり(飯糰)、饅頭、肉まん(包子)、お粥、台湾風ハンバーガー、台湾風サンドイッチ、鉄板焼きそば(鐵板麵)、焼き小籠包(水煎包)などがあります。
また、牡蠣の入った細麺(蚵仔麵線)、肉団子(肉圓)、牛肉スープ(牛肉湯)も朝食メニューとして知られていますが、これらは主に台湾南部で食べられています。北部の人々にとっては少し重たい料理なので、むしろ昼食として好まれているようです。
この記事では、これらの朝食メニューを提供する台北の人気店16店舗をご紹介していきます。どの店も地元の人々に愛され続けている名店ばかりです。
豆乳(豆漿)、揚げパン(油條)、蛋餅(卵焼きクレープ)が三大定番です。これらは台湾人の日常的な朝食として親しまれています。
台湾朝ごはんの平均予算と物価
台湾の朝食の価格帯は、店舗と屋台で少し差があります。
店舗では一品あたり60~100台湾ドル(約300~500円)程度。一方、屋台では30~70台湾ドル(約150~350円)と、よりリーズナブルな価格で楽しめます。
台湾の人々はコストパフォーマンスを重視する傾向があり、高級店でも1,000円以下で満足できる朝食が提供されています。お手頃な価格で本格的な台湾の朝食を味わえるのも、魅力の一つと言えるでしょう。
台湾朝ごはんの食べ方とマナー
台湾の朝食の注文方法や食べ方について、分かりやすくご説明します:
注文の仕方について
阜杭豆漿のような有名店は独自の注文システムがありますが、一般的な朝食店や屋台では、まず自分で席を確保してから注文に並ぶのが基本です。混雑時は、グループで席取りと注文を手分けすると効率的に済ませられます。
豆乳の楽しみ方
豆乳は基本的に温かいものが定番ですが、暑い季節は冷たい豆乳も人気があります。特に「鹹豆漿(しょっぱい豆乳)」と表記されていない場合は、甘いか薄味の豆乳が提供されます。
調味料の使い方
台湾風クレープ(蛋餅)には、醤油膏(こいくちしょうゆのような調味料)派とトマトソース派があります。オーソドックスな味わいなら醤油膏、少し変わった味を試してみたい方にはトマトソースがおすすめです。
肉まんや焼き小籠包には、お好みで酢や醤油をつけて食べます。テーブルに生姜が置いてある場合は、そのまま食べるのではなく、酢や醤油に入れて風味付けに使うのが一般的です。生姜を直接食べても構いませんが、かなり辛いので気をつけましょう。
店内でのマナー
混雑時は相席が一般的で、座る場所を譲り合う文化があります。また、食べ終わったら自分で片付けるのがマナーです。「餐盤回収區(食器返却所)」の場所を確認しておくと安心です。
台湾朝ごはんのおすすめ店1:阜杭豆漿
阜杭豆漿(フーハン・ドウジャン)は1958年に創業した台北の老舗朝食店です。店名の「阜杭」には、創業者のふるさとである江蘇省の「阜」寧と、台湾での店舗所在地「杭」州南路にちなんだ思いが込められています。
創業以来、生地を16時間発酵させ、厚めの焼餅を炭火で焼き上げるなど、手間暇を惜しまない伝統的な製法にこだわり続けています。その努力が実り、2018年と2019年には2年連続でミシュランビブグルマンに選ばれました。
メニューは厚焼餅、薄焼餅、豆乳、台湾風クレープ(蛋餅)、甘塩のパイ、おにぎりなどが揃っています。特におすすめは、厚焼餅で揚げパン(油條)を挟んだ「厚餅夾油條」と豆乳です。また、塩味豆乳(鹹豆漿)も見逃せない一品で、温かく体に染み渡る優しい味わいが特徴です。
店舗情報
住所 | 台北市忠孝東路一段108号2階 |
営業時間 | 5:30~12:30(売り切れ次第終了) |
定休日 | 月曜日 |
アクセス | MRT善導寺駅から徒歩すぐ、華山市場2階 |
台湾朝ごはんのおすすめ店2:永和豆漿大王
(こちらは参考イメージです。実際の店舗とは異なる場合があります)
台湾の朝食文化を代表する名店、そして台湾朝ごはんの定番スポットといえば、「阜杭豆漿」と並んで人気なのが「永和豆漿大王(ヨンホー・ドウジャン・ダーワン)」です。台北で2番目に有名な朝食店と言われているこのお店は、実は同じ名前の店舗が多いため、「大安永和豆漿大王」や「復興南路永和豆漿大王」とも呼ばれ、大安区にある本店として知られています。
阜杭豆漿が老舗の雰囲気なのに対し、こちらはより庶民的な台湾の朝食店らしい雰囲気。通りに面した調理場では、目の前で料理を作る様子を見ることができ、より身近に台湾の朝食文化を体験できます。
日本語メニューも用意されていますが、スタッフに声をかける必要があります。
人気店だけあって一般的な朝食店より少し値段は高めですが、どのメニューも間違いのない美味しさです。
お店を利用する際は、店の前の行列がテイクアウト専用なので、店内で食べる場合は直接中に入りましょう。席に座ってからゆっくりメニューを見て注文できます。食事が終わったら、店の奥にあるレジで会計を済ませます。
店舗情報
住所 | 台北市復興南路二段102号 |
営業時間 | 5:00~14:00、16:00~25:00 |
定休日 | 月曜日 |
アクセス | MRT大安駅から徒歩約5分 |
台湾朝ごはんのおすすめ店3:鼎元豆漿
鼎元豆漿(ていげんとうじゃん)」は台湾の朝ごはんの名店として知られています。日本の旅行雑誌やメディアで頻繁に紹介されているため、特に日本人観光客に人気があります。
1960年の創業当初は餃子店でしたが、その後「盛園豆漿」として朝食店に業態を変更。2015年に現在の金華街に移転し、「鼎元豆漿」と店名を改めました。
お店は中正紀念堂から徒歩圏内の住宅街にあるので、観光のついでに立ち寄れます。店頭には「店内飲食」と「テイクアウト」の2列に分かれて並ぶシステムです。日本語メニューは注文時にスタッフに尋ねる必要があります。
人気メニューとしては、看板メニューのニラまんじゅう(韭菜包)が特に知られています。また、小籠包も日本人観光客に人気があり、一人で複数籠注文する人も多いようです。
店舗情報
住所 | 台北市金華街30-1号 |
営業時間 | 4:30~11:30 |
定休日 | なし |
アクセス | MRT中正紀念堂駅5番出口から徒歩3分 |
台湾朝ごはんのおすすめ店4:世界豆漿大王
(画像出典:世界豆漿大王公式サイト)
「世界豆漿大王(せかいとうじゃんだいおう)」は、台北市から少し離れた新北市永和区にある老舗の朝食店です。1955年の創業以来、台湾式朝食の元祖として親しまれ、蒋介石夫人の宋美齢女史も通っていたという歴史ある名店です。
長い歴史を持つ店舗ですが、2020年に大規模なリニューアルを行い、現在は新しくモダンな雰囲気で生まれ変わりました。日本語のメニューもあるので、スタッフに声をかけて確認してみましょう。
メニューは伝統的な台湾の定番朝食が中心で、小籠包、焼餅、おにぎり、まんじゅうなどが人気です。
特筆すべきは24時間営業で年中無休という点です。台北は治安が良いので、夏の早朝3時頃に訪れ、ゆっくり食事を楽しんで5時頃に出れば、朝日を見ることができます。1960年代から続く台湾の朝の風景を体験できる、思い出に残る特別な体験となるでしょう。
店舗情報
住所 | 新北市永和路2段284号1階 |
営業時間 | 24時間 |
定休日 | なし |
アクセス | MRT頂溪駅から徒歩約5分 |
台湾朝ごはんのおすすめ店5:秦小姐豆漿店
(こちらは参考イメージです。実際の店舗とは異なる場合があります)
「秦小姐豆漿店(しんしょうじょとうじゃんてん)」は観光客向けのお店ではなく、地元の台湾人に愛される隠れた名店です。
このお店の特徴は、伝統的な台湾の朝食メニューに獅子頭(シーズトウ:特製の肉団子)を加えられることです。ネギ入り玉子焼き(蔥蛋)、台湾風クレープ(蛋餅)、焼餅(シャオビン)など、様々な料理に獅子頭を追加できます。
獅子頭は特に美味しいと評判で、獅子頭おにぎり(獅子頭飯糰)や獅子頭入り蛋餅などがおすすめです。店内は混み合うことが多いため、テイクアウトがおすすめです。日本語メニューも用意されています。
店舗情報
住所 | 台北市延吉街7号之6 |
営業時間 | 5:30~13:30 |
定休日 | なし |
アクセス | MRT台北小巨蛋駅から徒歩約12分 |
台湾朝ごはんのおすすめ店6:四海豆漿大王
「四海豆漿大王(しかいとうじゃんだいおう)」は地元の人々に長年愛されている老舗の朝食店です。
メニューには台湾の朝食の定番がすべて揃っています。おにぎり、台湾風クレープ、焼餅、餃子、豆乳など、典型的な台湾式朝食が楽しめます。価格も非常に手頃です。
注文方法は以下の通りです:まず注文カウンターで英語メニュー(写真付き)と注文用紙をもらいます。その後、厨房エリアの奥にあるテーブルに着席します。注文の際は、写真メニューの番号で指定するか、中国語が少し分かる方は注文用紙にチェックを入れることもできます。
会計を済ませたら、カウンターで料理を受け取り、自分のテーブルまで運びます。
特に人気なのは、ジューシーな小籠包です。スタッフが手作りしているのを見かけることもあります。混雑時には、テイクアウトと店内飲食で列が分かれることがあります。
店舗情報
住所 | 台北市長安西路29号 |
営業時間 | 6:00~20:30※日曜日は6:00~15:00 |
定休日 | なし |
アクセス | MRT台北駅から徒歩約10分 |
台湾朝ごはんのおすすめ店7:阿宗麵線
(こちらは参考イメージです。実際の店舗とは異なる場合があります)
「阿宗麵線(あそうめんせん)」は台北の西門町にある有名店です。台湾の地元の人にとって麵線は一般的な朝食ではなく、建設業や水道・電気工事業など体力を使う仕事に従事する方々の朝食として知られています。お店は常に行列ができていますが、観光客の中には比較的空いている朝の時間帯を選んで訪れる人もいます。
メニューは非常にシンプルで、看板メニューの麵線(台湾風そうめん)が人気です。かつお節でとった濃厚なスープに細い米麺が入り、たっぷりの豚の内臓(腸)と香菜(パクチー)がトッピングされています。
行列は常にできていますが、回転が速いので、それほど待たずに食べることができます。スープの濃厚な味わいと、柔らかく煮込まれた具材が特徴的な一品です。
店舗情報
住所 | 台北市萬華區峨眉街8-1号 |
営業時間 | 8:00~22:30 |
定休日 | なし |
アクセス | MRT西門駅6番出口から徒歩約3分 |
台湾朝ごはんのおすすめ店8:劉山東牛肉麺
(こちらは参考イメージです。実際の店舗とは異なる場合があります)
劉山東牛肉麺は70年以上の歴史を誇る台北の老舗店です。台北国際牛肉麺フェスティバルのトップ30に選ばれ、ミシュランガイドのビブグルマンにも連続で掲載される実力店です。昼時には40分以上待つことも多いため、開店直後の朝8時に訪れる人が増えているそうです。
店内で食べる場合は行列覚悟ですが、テイクアウトなら並ばずに注文できるのでおすすめです。
看板メニューは2種類。醤油ベースの紅焼牛肉麺と、あっさりした塩味の清燉牛肉麺です。どちらも辛くなく、すっきりとした味わいのスープが特徴です。
卓上には豆板醤や辛味油、醤油、ザーサイなどの定番調味料に加え、にんにくと豆鼓(トウチ)も置いてあります。牛肉麺と生にんにくの組み合わせは台湾の伝統的な食べ方なので、ぜひ試してみてください。
店舗情報
住所 | 台北市開封街一段14巷2号 |
営業時間 | 8:00~20:00 |
定休日 | 日曜日 |
アクセス | MRT台北駅から徒歩約6分 |
台湾朝ごはんのおすすめ店9:金峰魯肉飯
(こちらは参考イメージです。実際の店舗とは異なる場合があります)
やはり日本人の朝食には、ご飯が欠かせませんよね。朝からご飯が食べたい方には、金峰魯肉飯がおすすめです。
魯肉飯(ルーローハン)は、先ほどの麺線や牛肉麺と同様、昔から朝早くから働く方々の栄養満点な朝食として親しまれてきましたが、一般的には昼食や夕食のメニューとして食べられています。
メニューには台湾の定番、魯肉飯はもちろん、控肉飯(とろとろ角煮ご飯)、乾油麵(まぜそば)、乾米粉(ビーフン)、乾冬粉(春雨)、肉羹湯(肉団子スープ)、肉羹油麵(肉団子入り麺)など、台湾の夜市でおなじみの庶民の味が揃っています。
地元の人に特に人気なのは、魯肉飯に添えられる菜脯乾(大根の干物)です。ご飯と豚肉との相性が抜群です。金峰の魯肉飯は、脂っこさを感じさせない上品な味付けで、他店と比べるとあっさりとした味わいが特徴です。
また、台湾でしか味わえない滷鴨蛋(味付け煮卵)もおすすめです。しつこい塩気がなく、アヒルの卵特有の濃厚な味わいと、しっかりとした味付けが絶妙です。
店舗情報
住所 | 台北市羅斯福路一段10号 |
営業時間 | 11:00~25:00 ※日曜日のみ11:00~23:00 |
定休日 | 月曜日 |
アクセス | MRT中正紀念堂駅2番出口から徒歩約3分 |
台湾朝ごはんのおすすめ店10:周記肉粥店
(こちらは参考イメージです。実際の店舗とは異なる場合があります)
周記肉粥店は1956年の創業以来、約70年にわたって地元の人々に愛されている台湾の朝食処です。うれしいことに日本語メニューも用意されています。
看板メニューの「紅焼肉(角煮)」は、脂身と赤身のバランスが絶妙。サクッと揚がった衣の中には、やわらかくクセのない上質な豚肉が。添えられたソースも塩味と辛味のバランスが絶妙で、思わず唸る美味しさです。
もう一つの人気メニュー「肉粥」は、台湾式のスープご飯。トロトロに煮込んだ一般的なおかゆとは一線を画す一品です。豚の大骨でじっくり取ったスープには、干しエビと赤玉ねぎの風味が効いていて、具材と一緒に食べるとその美味しさが更に引き立ちます。ご飯の量は控えめなので、サイドメニューと一緒に注文するのがおすすめ。
店舗情報
住所 | 台北市廣州街104号 |
営業時間 | 6:00~16:15 |
定休日 | なし |
アクセス | MRT龍山寺駅3番出口から徒歩3分 |
台湾朝ごはんのおすすめ店11:老蔡水煎包
(こちらは参考イメージです。実際の店舗とは異なる場合があります)
台北の台湾朝ごはんといえば、外せないのが「老蔡水煎包」の水煎包(パンを焼き目をつけて蒸し焼きにした中華まん)。観光客の間でも人気急上昇中のこの店は、台北市大同区で創業し、現在では台北市と新北市に数十店舗を展開する人気チェーンに成長しました。
看板メニューの水煎包は、店頭で職人が一つ一つ手包みし、その場で調理。伝統的な熟成生地を使用し、その日の気温や湿度に合わせて発酵時間を調整するこだわりよう。小籠包のような18個のひだを丁寧に手作業でつけた職人技が光ります。
メニューは豚肉、ニラ、キャベツの3種類。それぞれに個性があり、食べ比べがおすすめです。
また、豆乳、紅茶、ライスミルク、ミルクティー、豆乳紅茶の5種類のドリンクも提供。程よい塩気の水煎包との相性は抜群です。
台北市内には複数の店舗がありますが、台北駅からのアクセスが便利な漢口店がおすすめ。
店舗情報
住所 | 台北市漢口街一段32号 |
営業時間 | 6:00~22:00 |
定休日 | なし |
アクセス | MRT台北駅から徒歩7分 |
台湾朝ごはんのおすすめ店12:阿川蚵仔麺線
(こちらは参考イメージです。実際の店舗とは異なる場合があります)
台北の伝統的な台湾朝ごはんを代表する「阿川蚵仔麵線」。朝7時からの営業で、地元民から観光客まで幅広い人気を集めています。看板メニューのカキ入り麺線(蚵仔麵線)は、大ぶりで新鮮な牡蠣がたっぷり。その旨みは格別です。
台湾の朝食メニューとして親しまれるカキ麺線や大腸麺線の他にも、カキスープ、カキの炒め物、大腸の炒め物、寿司なども単品で注文可能。とはいえ、やはり一番の人気は看板メニューのカキ麺線。お好みで唐辛子や擦りおろしニンニクを加えると、より深い味わいを楽しめます。
朝食に少し勇気が必要かもしれませんが、大腸(モツ)が食べられる方なら、カキと大腸の両方を楽しめる「綜合麵線」(ミックス麺線)もぜひ試してみてください。
店舗情報
住所 | 台北市民生西路198之17号 |
営業時間 | 7:00~17:00 |
定休日 | 日曜日 |
アクセス | MRT雙連駅から徒歩7分 |
台湾朝ごはんのおすすめ店13:清粥小菜
(こちらは参考イメージです。実際の店舗とは異なる場合があります)
台北で本場の台湾朝ごはんを楽しむなら、「永楽市場」脇にある清粥小菜という名店がおすすめ。グーグルマップでは「永楽担仔麺」として登録されているこの店は、人気グルメ漫画『孤独のグルメ』の台湾編で取り上げられ、いまや観光客の注目スポットとなっています。
朝は20種類以上の小菜(おかず)から好きなものを選び、あっさりした味付けのおかゆ(ご飯も選べます)と一緒に楽しむスタイル。どの料理も丁寧な仕事で、優しい味付けが特徴です。
昼以降は、漫画のファン向けに「五郎セット」も登場。茶碗サイズの鶏肉飯に、とろける柔らかさの豚頬肉、煮卵、厚揚げ、煮込み白菜、茹で野菜を少しずつ盛り合わせた特別メニューです。ただし、より本格的な台湾の味を楽しむなら、やはり朝食がおすすめ。
店舗情報
住所 | 台北市南京西路233巷20号 |
営業時間 | 6:00~18:00 ※金曜日のみ6:00~19:30 |
定休日 | なし |
アクセス | MRT北門駅から徒歩9分 |
台湾朝ごはんのおすすめ店14:大四方蛋餅
(こちらは参考イメージです。実際の店舗とは異なる場合があります)
台湾の朝食といえば欠かせない「蛋餅(タンピン)」。一般的な朝食メニューゆえ専門店は少ないのですが、「大四方蛋餅」は珍しい蛋餅専門の屋台として知られています。看板がないため見過ごしやすいですが、隣接する「義7pasta」の青い看板が目印です。
ボリューム満点で、一度食べたらやみつきになる独特の食感が魅力。メニューはシンプルに5種類のみ:
- オリジナル蛋餅
- チーズ蛋餅
- 蘿蔔糕(ローポーガオ)
- 蛋餅&蘿蔔糕(ローポーガオ)セット
- ミックス蛋餅
初めての方には、人気の蛋餅と蘿蔔糕(ローポーガオ)が両方楽しめる4番セットがおすすめ。味の変化を楽しむなら、サイドに用意された甘辛ソース、醤油、チリソースを。特に辛いものが得意な方は、チリソースの追加が通の食べ方です。
台湾朝ごはんの定番をシンプルに極めた、朝の台北を代表する名店です。
店舗情報
住所 | 台北市懷寧街34号 |
営業時間 | 7:00~14:00 ※月曜日と水曜日のみ16:00~18:30も営業 |
定休日 | なし |
アクセス | MRT台北駅から徒歩8分 |
台湾朝ごはんのおすすめ店15:民樂旗魚米粉湯
(こちらは参考イメージです。実際の店舗とは異なる場合があります)
台北の下町・迪化街にある「民樂旗魚米粉」は、地元の人々に愛される台湾朝ごはんの名店です。看板メニューの米粉湯(ビーフン・スープ)は、観光客向けのグルメ情報にはあまり載っていない隠れた逸品。細めのビーフンは食べやすく、胡椒の香りと風味豊かなニラが絶妙なアクセントになっています。
小腹が空いているなら、炸蚵仔(カキのから揚げ)や炸紅燒肉(豚の角煮揚げ)もおすすめ。カキは薄い衣で包まれていて、外はサクッと中はジューシー。豚の角煮揚げは千切り生姜を添えて、深みのある味わいを楽しめます。
店舗情報
住所 | 台北市民樂街3号 |
営業時間 | 6:00~13:00 |
定休日 | なし |
アクセス | MRT北門駅から徒歩8分 |
台湾朝ごはんのおすすめ店16:美而美
(こちらは参考イメージです。実際の店舗とは異なる場合があります)
台湾の朝ごはんといえば、洋風モーニングの代表格「美而美」。台湾全土に広がるこの人気チェーン店には、実は商標を巡る悲しくも興味深い物語があるのですが、それはまた別の機会に。現在、創業当時の味を守り続けているのが、巨林美而美と瑞麟美而美の2店舗です。
チェーン店なので、滞在先のホテル近くの店舗でも本場の台湾朝ごはんを体験できるのが魅力。朝食メニューは種類豊富で、台湾風クレープ(蛋餅)、ハンバーガー、サンドイッチ、鉄板焼きそば(鐵板麵)などが楽しめます。特に外せないのが、台湾風ハンバーガーと台湾風サンドイッチです。
台湾風サンドイッチのおすすめは、台湾独特の調味料「肉鬆(そぼろ)」を使ったもの。ふんわり柔らかくミルク風味のする食パンに、マヨネーズと肉鬆を合わせると、甘じょっぱい絶妙な味わいが広がります。
台湾風ハンバーガーの特徴は、一般的なハンバーガーと違い、薄めのパンと目玉焼きを使うこと。一見シンプルですが、これぞ本場の台湾式。ふんわりしたパンにマヨネーズを塗り、外はカリッと焼いた目玉焼き、風味豊かなハンバーグパテ、千切りキュウリをサンドし、最後にケチャップをかけて完成。特にマヨネーズ、キュウリ、ケチャップの組み合わせは、多くの台湾人の朝ごはんの思い出の味となっています。
店舗情報
住所 | 台北市一江街36號 |
営業時間 | 午前7時~午後1時 ※土曜日は正午まで |
定休日 | 日曜日 |
アクセス | MRT松江南京駅から徒歩7分 |
台湾朝ごはんのマップ
このマップを見ると、人気の台湾朝ごはん店は台北市の西側に密集していることがわかります。主にMRT(地下鉄)の台北駅、西門駅、北門駅周辺に集まっているんです。永和豆漿大安店、世界豆漿大王、美而美だけは少し離れていますが、MTRで簡単にアクセスできます。
台湾朝ごはんを巡りたい方は、台北駅や北門駅周辺のホテルに泊まるのがベスト。アクセスが良く、朝食店巡りがしやすいエリアです。
少し離れた永和豆漿大安店、世界豆漿大王、美而美に行きたい場合は、九份や野柳などの郊外観光と組み合わせるのがおすすめ。tripoolの8時間貸切チャーターサービスを利用すれば、朝食を楽しんでから観光地に向かえるので、混雑も避けられます。
また、早朝便で台湾に到着する日や帰国する日なら、まず朝ごはんを楽しんでから空港送迎サービスを使うのも効率的です。こうすれば、限られた時間でも台湾の朝食文化を堪能できますよ。
台湾朝ごはんに関するよくある質問
Q:台湾の朝ごはん店で注文する時の中国語は何と言えばいいですか?
基本的な注文の言葉は「我要(ウォーヤオ)...」です。「...」の部分に欲しいメニューを入れるだけ。例えば、豆乳なら「我要豆漿(ウォーヤオ・ドゥジャン)」と言います。
多くの店ではメニューを指さして注文することもできますが、簡単な中国語を使うと、より楽しい朝ごはん体験になるはず。
そして、注文の際は「你好(ニーハオ)」であいさつ、「謝謝(シェイシェイ)」でお礼を添えると、より温かみのある交流が生まれます。
Q:tripoolのチャーター・ハイヤーの予約方法を教えてください。
予約後は、tripoolのアプリをダウンロードしてください。アプリでメールに記載されている予約番号を入力すると過去のすべての予約を管理し照会できます。
乗車の30分前からは台北アリーナに向かうドライバーの位置情報をリアルタイムで確認できます。
また、チャット機能には自動翻訳機能があるため、ドライバーとは日本語で簡単なコミュニケーションが取れます。