台湾のタクシーアプリを徹底比較!日本語で安心して使える人気アプリ4選
台湾のタクシーアプリの選び方
日本からの観光客の増加に伴い、台湾の多くのタクシー配車アプリが日本語対応を進めています。しかし、アプリ内の料金の安さやクーポンの豊富さだけでなく、台湾のタクシーアプリを選ぶ際には、いくつかの重要な点に注意を払う必要があります。具体的には以下の点を確認することをおすすめします:
- タクシーのサービス提供エリアの広さ
- アプリの日本語対応状況
- 利用可能な決済方法の種類
- ドライバーの定期的な審査の有無
- 緊急時のサポート体制
なお、本記事で紹介するアプリはすべて台湾政府から正式な認可を受けている会社のものですが、決済方法やサポート体制は各社で異なる場合があります。詳しくは各アプリの紹介をご確認ください。
台湾でおすすめのタクシー配車アプリ1:Uber
日本でもおなじみのタクシーアプリ「Uber」は、台湾でも利用可能です。台湾でのUberには以下のようなメリットがあります:
- アプリが日本語に対応している
- 安全性が高い
- タクシードライバーの定期的な審査を実施
- 乗車中の位置情報を共有できる
- リアルタイム予約が可能
- 日時を指定しての予約も可能
- 日本人にとって便利なクレジットカード決済に対応
- 乗車前に料金の確認ができる
一方で、以下のようなデメリットもあります:
- 時間帯によって料金が大幅に上昇することがある(特に台北や人気観光地の九份は雨が多く、悪天候時は料金が急騰しやすい)
- 都市部から離れた地域では配車が困難な場合がある
- 深夜・早朝は、地域によって配車可能な車両が少ない
- アプリ表示の料金と実際の料金が異なることがある(台湾の現地利用者からの報告)
まとめますと、Uberは日本での利用経験がある方にとっては使いやすいアプリですが、目的地の場所や時間帯によっては配車が難しい場合があることにご注意ください。
台湾でおすすめのタクシー配車アプリ2:大和自動車交通
大和自動車交通のアプリ「大和自動車交通タクシー配車」は台湾でも利用できます。日本発のアプリのため、日本語表示の正確さは保証されています。
主なメリットは以下の通りです:
- アプリが完全日本語対応
- 配車されたタクシーの現在位置をマップ上でリアルタイムに確認可能
- 高い安全性を確保
- リアルタイムでの予約が可能
- 日時指定での予約にも対応
一方で、以下のようなデメリットがあります:
- 乗車前に料金の確認ができない
- アプリ内でのクレジットカード決済に対応していない
- 都市部から離れた地域では配車が困難な場合がある
- 深夜・早朝は地域によって利用可能な車両が少ない
事前に料金が確認できない点は、路上でタクシーを拾う場合とあまり変わらないのが現状です。
台湾でおすすめのタクシー配車アプリ3:Line GO
台湾でもLINE GOでタクシーを呼ぶことができます。操作画面がわかりやすく、LINEを利用している方なら、LINE GOの公式アカウントを友達追加するだけで利用できるため、新たにアプリをダウンロードする必要がありません。
メリット:
- 日本語対応している
- 配車されたタクシーの位置をマップでリアルタイムに確認可能
- 安全性が高い
- リアルタイム予約に対応
- 日時指定予約も可能
- 日本人になじみのあるクレジットカード決済に対応
- 乗車前に料金の確認ができる
デメリット:
- 都市部から離れた地域では配車が困難
- 台北でも、都心部以外では車両が見つかりにくい
- 週末や雨の日など、需要が高い時間帯は特に配車が困難
- 深夜・早朝は地域によって利用可能な車両が少ない
- 車内の清掃が行き届いていない車両が多い
- 乗車しなくてもキャンセル料が発生する
台北在住者からの声によると、LINE GOは全般的に配車が難しく、また車内でタバコの臭いが強い場合があるとの報告があります。清潔さを重視される方には、別のサービスをおすすめします。
台湾でおすすめのタクシー配車アプリ4:tripool
tripoolは他のタクシー配車アプリと異なり、正確にはハイヤー・チャーターの配車アプリです。台湾政府から認可を受けた正規の運営会社として、完全な日本語対応を提供している数少ないサービスの一つです。
メリット:
- 完全な日本語対応
- 配車された車両の位置をマップでリアルタイムに確認可能
- 高い安全性を確保(ドライバーの定期審査を実施し、利用者の評価に基づいて不適切なドライバーを除外するシステムを導入)
- 日時指定予約に対応
- クレジットカード決済に対応
- 都市部から離れた地域でも配車可能
- 予約時に提示された料金以外の追加料金なし
- 深夜・早朝問わず予約可能
- 乗車日の2日前までは無料でキャンセル可能
- 時間制での貸切チャーターとしても利用可能
- 乗車前に料金確認が可能
デメリット:
- リアルタイムでの予約には非対応
ただし、事前予約があれば、公共交通機関が通っていない山奥の穴場スポットや海辺まで送迎可能です。
また、特筆すべき機能として、アプリ内のメッセージ機能があります。ドライバーとのやり取りが自動翻訳されるため(日本語⇔中国語)、現地の電話番号がなくてもスムーズにコミュニケーションを取ることができます。
台湾のタクシーアプリの比較
4つの台湾のタクシー配車アプリを簡単に比較すると:
- Uber:信頼性は高いが、地域や天候により料金が大幅に上昇することがある
- 大和自動車交通:事前の料金確認ができず、アプリ内でのクレジットカード決済にも非対応
- LINE GO:安全性は高いが配車が困難で、車内の清潔さに難あり
- tripool:台湾全土で安心して利用できるが、リアルタイム予約には非対応
利用シーンに応じた使い分けのポイントは以下の通りです:
主要観光都市(台北、台中、台南、高雄)での移動であれば、Uberのリアルタイム配車が最も便利です。ただし、以下の場合は注意が必要です:
- 九份など雨の多い観光地では、悪天候時に料金が急騰する可能性があります
- 高美湿地(台中)など都市部から離れた人気スポットでは、配車が困難な場合があります
以下のような場合は、tripoolで事前予約することをお勧めします:
- 雨が多い観光地への移動
- 公共交通機関でのアクセスが複雑な郊外の観光地への移動
- 桃園や宜蘭など主要観光都市以外での移動
tripoolを利用することで、配車の失敗や車内の清潔さの問題を避けることができます。
通常のタクシーでは行きづらい場所への移動をお考えの方、また時間制の貸切チャーターを利用したいものの一般のタクシーだと料金が高すぎるとお考えの方は、tripoolのサービスがおすすめです。ご興味をお持ちでしたら、ぜひ一度ご利用を検討してみてはいかがでしょうか?
台湾のタクシーアプリに関するよくある質問
Q:tripoolのチャーター・ハイヤーの予約方法を教えてください。
予約後は、tripoolのアプリをダウンロードしてください。アプリでメールに記載されている予約番号を入力すると過去のすべての予約を管理し照会できます。
乗車の30分前からは台北アリーナに向かうドライバーの位置情報をリアルタイムで確認できます。
また、チャット機能には自動翻訳機能があるため、ドライバーとは日本語で簡単なコミュニケーションが取れます。