初めての墾丁旅行:台北、高雄からの行き方、コスパ最強ホテル、定番&穴場観光スポット総まとめ

墾丁(ケンティン)は台湾本島の最南端に位置し、一年を通じて温暖な気候に恵まれています。真っ白な砂浜が続き、透明度の高い青い海に囲まれているため、台湾随一の人気を誇るビーチリゾートとなっています。毎年約400万人もの観光客が、この自然豊かな場所を訪れています。沖縄とはまた違った魅力があり、台湾ならではのレトロな街並みを歩きながら、南国情緒たっぷりの雰囲気を楽しむことができます。

飛行機

墾丁は台湾の最南端に位置しているため、飛行機での移動を考える方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそう簡単ではありません。以前は台北の松山空港や桃園空港から墾丁の恆春空港まで国内線が運航していましたが、現在は廃止されています。

墾丁への行き方は、主に二つのルートがあります。

一つ目は、桃園空港から台湾高速鉄道(台湾新幹線)を利用して高雄の左営駅まで移動し、そこからバスに乗り換えて墾丁へ向かうルートです。また、高雄国際空港に到着された方は、1階到着ロビーの屏東客運カウンター(5番ゲート付近)で、墾丁行きのバスチケットを購入できます。路線は9117、9117A、9117Bがありますが、9117と9117Aは停車駅が多く時間がかかるため、9117Bがおすすめです。ただし、9117Bは高雄空港発ではなく、高雄空港の2つ手前の自立駅が始発となっています。高雄からの始発は午前9時40分、墾丁からの最終便は午後6時です。運賃は、9117が小港空港から終点の小湾まで317台湾ドル(約1,268円)、9117Bは現金払いで332台湾ドル(約1,328円)です。なお、9117Bは悠遊カード利用の場合291台湾ドル(約1,164円)とお得になります。

二つ目は、国内線での移動を体験したい方向けのルートです。台北の松山空港から台東空港まで飛行機を利用し、台東から台湾鉄道(電車)に乗り換えて墾丁へ向かいます。

台湾高速鉄道・台湾新幹線

高雄の高速鉄道(高鐵)左営駅からは、墾丁快線9189番のバスがおすすめです。このバスは左営駅を出発し、大鵬湾、枋寮、車城、南保力、恆春、南湾を経由して、墾丁小湾で終点となります。左営駅から終点の墾丁小湾までは約2時間20分の所要時間です。
運賃は片道401台湾ドル(約1,604円)ですが、お得な料金オプションもあります。悠遊カードや一卡通での支払いなら352台湾ドル(約1,408円)、現金での往復券なら600台湾ドル(約2,400円)となっています。

チケットの購入方法は以下の通りです。左営駅2番出口にある墾丁快線/大鵬湾琉球線サービスカウンターで、現金で購入するか、バス乗車時に悠遊カードや一卡通で直接支払うことができます。カウンターでチケットを購入した後は、座席の確保のため、必ず座席指定を受けて座席指定カードを受け取る必要があります。

また、事前にオンラインでチケットを購入することもできます。墾丁好行の公式サイトで予約・購入が可能で、QRコードチケットがあれば2番プラットフォームで直接乗車できます。カウンターでチケットを受け取る必要はありません。

台湾鉄道・電車

県外から来られる方は、まず電車で高雄新左営駅まで行くことができます。なお、台湾鉄道(電車)新左営駅と台湾高速鉄道(台湾新幹線)新左営駅は同じ場所にあります。そこから屏東客運、高雄客運、台汽国光号が共同運行する高雄・墾丁路線(9189墾丁快線)に乗り換えると、墾丁まで直通で行くことができます。

ただし、夏休みや連休期間(土日を含む)は、高雄・墾丁間で道路状況や天候の影響を受けやすく、渋滞や運行の遅延が発生することがあります。墾丁快線は循環運行のため、前の便が遅れると次の便の出発時刻も遅れる可能性があります。

特に高速鉄道の予約をされている方は、スケジュールに影響が出ないよう、北上する際は2~3時間余裕を持って墾丁を出発されることを強くお勧めします。

台北や台中などの都市から墾丁への直通バスはありません。そのため、まずは台湾高速鉄道(台湾新幹線)で高雄まで移動し、そこから屏東客運、高雄客運、台汽国光号が共同運行する高雄・墾丁路線(9189墾丁快線)に乗り換えるのがおすすめです。

バスの所要時間は約2時間20分です。運賃は片道401台湾ドル(約1,604円)ですが、お得なオプションもあります。悠遊カードや一卡通を使えば352台湾ドル(約1,408円)、現金で往復券を購入すれば600台湾ドル(約2,400円)となります。

チケットは、左営駅2番出口にある墾丁快線/大鵬湾琉球線サービスカウンターで現金購入するか、乗車時に悠遊カードや一卡通で支払うことができます。カウンターでチケットを購入した場合は、必ず座席指定を受けて座席指定カードを受け取ってください。

また、墾丁好行の公式サイトで事前にオンライン予約・購入も可能です。QRコードチケットがあれば、2番プラットフォームで直接乗車できるため、カウンターでのチケット受け取りは不要です。

チャーター・ハイヤー

ご存知かもしれませんが、墾丁へは公共交通機関での移動が少し大変です。乗り換えが多く、時間もかかりますし、特に荷物がある場合は面倒かもしれません。

そこでおすすめなのがハイヤーのチャーターです。ドアツードアのサービスなので、前日のホテルから墾丁のホテルまで直接送迎してもらえます。到着後はすぐにチェックインでき、のんびり観光を楽しめます。

高雄で観光などの予定がある場合は、時間制の貸切チャーターがおすすめです。高雄から墾丁までは約2時間の移動時間ですが、4時間のチャーターを利用すれば、出発前に高雄や屏東でお食事や買い物を楽しむこともできます。

tripoolのハイヤー送迎サービスの特徴:

  1. 乗車場所と降車場所を自由に選べます
  2. 経験豊富なドライバーによる安全な運転で安心です
  3. 料金は車1台ごとの計算なので、3人以上の旅行ならとてもお得です

tripoolの時間制貸切チャーターの特徴:

  1. 2時間単位で予約可能です
  2. 時間内なら何度でも乗り降り自由で、柔軟な観光プランを立てられます

墾丁に一番近い鉄道駅である屏東駅からタクシーを利用する場合、片道2,000~3,000台湾ドル(約8,000~12,000円)かかります。
また、高雄駅から墾丁までタクシーを利用すると、片道2,500~3,500台湾ドル(約10,000~14,000円)かかります。料金が高額な上、事前に正確な金額が分からないため、タクシーでの移動はあまりおすすめできません。

相乗り

お一人で墾丁への旅行をお考えの方に朗報です。tripoolでは2024年から、必ず運行をお約束する相乗りサービスを始めました!
他の相乗りサービスでは「最小催行人数に満たないのでキャンセル」となってしまい、急いで他の交通手段を探さなければならないことがありますが、tripoolなら同じ時間帯にお客様がお一人でも必ず運行します。早朝のフライトや観光プランでも安心してご予約いただけます。
また、乗車場所と降車場所を自由に選べるのも特徴です。貸切と同じようにドアツードアでの送迎が、相乗りの割安な料金で利用できます。

海洋生物博物館

墾丁にある国立海洋生物博物館の最大の見どころは海底トンネルです。150万ガロンもの水量を支える技術と、全長84メートルにわたる海中展示は、アジア最大規模を誇ります。必見のスポットです!
また、人気の撮影スポットである「クジラふれあい広場」もおすすめです。等身大のクジラの模型があり、子連れのザトウクジラが水面から飛び出す姿や、マッコウクジラが呼吸のために水面に顔を出す様子を再現しています。

  • 営業時間:
  • 1月~6月:午前9:00~午後5:30
  • 7月~8月(平日):午前9:00~午後6:00
  • 7月~8月(土日祝):午前8:00~午後6:00
  • 9月~12月:午前9:00~午後5:30
  • 住所:屏東県車城郷後湾村後湾路2号
  • 入場料:450台湾ドル(約1,800円)

台灣最南點 台湾最南端

臺灣最南點(東経120度50分0秒、北緯21度53分59秒)は、有名な鵝鑾鼻公園の近くにあります。
公園脇の道路を右折し(龍坑生態保護区と最南端方面)、灯台横の駐車場まで進みます。その後は案内板に従って石畳の並木道を約10分ほど歩くと、岩礁の上に建てられた台湾最南端のモニュメントに到着します。ここからはバシー海峡と太平洋の雄大な景色を一望することができます。

  • 営業時間:24時間
  • 住所:台湾屏東県恒春鎮鵝鑾里(ガラン里)
  • 入場料:無料

鵝鑾鼻公園は、その灯台で国内外に知られています。園内には珊瑚礁の石灰岩地形が広がり、ユニークな形の岩が点在し、写真スポットとして人気です。

日本統治時代には「台湾八景」の一つに選ばれ、「台湾八景鵝鑾鼻碑」が建てられました。

鵝鑾鼻灯台の芝生広場からは、透き通るような青い海を眺めることができます。夏場は墾丁の日差しが非常に強いため、日焼け対策をしっかりすることをおすすめします。

  • 営業時間:
  • 1月~3月、10月~12月:午前7:00~午後5:30
  • 4月~9月:午前6:30~午後6:30
  • 住所:屏東県恒春鎮鵝鑾里燈塔路301号
  • 入場料:
  • 一般 60台湾ドル(約240円)

南湾

約600メートルの美しい弧を描く南湾ビーチは、きめ細かな砂浜が特徴です。更衣室やトイレ、マリンアクティビティのレンタルショップ、軽食レストラン、駐車場などの施設が充実しています。
賑やかな雰囲気から「台湾のハワイ」とも呼ばれ、マリンスポーツを楽しみたい方におすすめの墾丁観光スポットです。ただし、静かな写真撮影を楽しみたい方は、他のビーチをお勧めします。

  • 営業時間:午前8:30~午後9:00
  • 住所:屏東県恒春鎮南湾里南湾路223号
  • 入場料:無料

墾丁海水浴場

墾丁公園の正門前に広がる墾丁海水浴場は、1キロメートル以上続く美しい海岸線が特徴です。白い細かな砂浜と透明度の高い海が魅力的です。
水深は50メートルまでなだらかに続き、波も穏やかなため、水泳や貝殻拾い、波遊びなどを安心して楽しめます。特に家族連れの墾丁観光には最適で、思い出の写真撮影にもぴったりのビーチです!

  • 営業時間:24時間
  • 住所:屏東県恒春鎮墾丁路451号
  • 入場料:無料

砂島(シャーダオ)は屏鵝公路の39キロ付近にあり、台湾で唯一の貝殼砂浜です。長年の波の侵食によって貝殻や珊瑚が砕かれ、細かい砂となって湾内に堆積してできました。
砂浜は貝殻の砂によって美しく輝き、その光景は息をのむほどの美しさです。隣接する貝殻砂展示館(開館時間:午前8:30~午後5:00、入場無料)では、砂浜の成り立ちについて学ぶことができます。キラキラと輝く砂浜の写真を撮影したい方には、ぜひおすすめのスポットです。

  • 営業時間:24時間
  • 住所:屏東県恒春鎮鵝鑾里砂島路224号
  • 入場料:無料

小巴里島岩

墾丁の隠れた観光スポット「小巴里島岩(小バリ島岩)」はまだあまり知られていない秘境で、ビーチには細かい砂の代わりに、驚くほど軽い珊瑚の欠片が敷き詰められています。透明からティファニーブルー、そして深い青へと変化する美しい海の色合いは見事で、太陽の光が差し込むと海底まではっきりと見えます。また、シュノーケリングを楽しむ人も多く、興味のある方はぜひ体験してみてください。

  • 営業時間:24時間
  • 住所:台湾屏東県恒春鎮大光路79-66号
  • 入場料:無料

Q:台湾の墾丁(ケンティン)で宿泊するなら、どのホテルがおすすめですか?

墾丁でおすすめのホテルを3軒ご紹介します。

 

■シャトー ビーチ リゾート

抜群のロケーションを誇るホテルで、墾丁の繁華街まで徒歩圏内です。プライベートビーチを所有しており、オーシャンビューの客室からは美しい青い海が一望できます。

■シーザー パーク ケンティン

歴史ある高級ホテルながら、内装は清潔感があり良好なコンディションを保っています。プールサイドにはヤシの木が立ち並び、リゾート気分を存分に味わえます。遊泳用の小湾ビーチへは、プールエリアから専用通路を通って直接アクセスできます。

■ハワード ビーチ リゾート

台湾先住民の文化をモチーフにした特徴的なインテリアが魅力です。敷地内では台湾固有種である梅花鹿を間近で見ることができます。

なお、tripoolでは上記全てのホテルまでの送迎サービスを承っております。

Q:tripoolのチャーター・ハイヤーの予約方法を教えてください。

現在ご覧になっている公式サイトから予約が可能です。日本語ページがありますので、案内に沿って予約してください。
予約後は、tripoolのアプリをダウンロードしてください。アプリでメールに記載されている予約番号を入力すると過去のすべての予約を管理し照会できます。
乗車の30分前からは台北アリーナに向かうドライバーの位置情報をリアルタイムで確認できます。
また、チャット機能には自動翻訳機能があるため、ドライバーとは日本語で簡単なコミュニケーションが取れます。

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