曾家豆漿で台湾エッグタルトデビュー!台北のおすすめ店5選【完全ガイド】

台湾旅行で絶対に味わいたいグルメといえば、サクサクの生地と濃厚なカスタードクリームが絶妙にマッチした台湾エッグタルトです。

この記事では、TikTokで話題の曾家豆漿から、インスタ映えするCOMEME、意外な穴場の台湾ケンタッキーまで、台北で絶対に訪れるべき台湾エッグタルトの名店5選をご紹介します。

各店舗の人気メニュー、価格、混雑状況、アクセス方法まで詳しく解説しているので、効率的な台湾エッグタルト巡りの計画にお役立てください。

台湾エッグタルトには主に2つの種類があります。

一つは「ポルトガル式エッグタルト」、もう一つは「ミルフィーユ式エッグタルト」です。

ポルトガル式の特徴として、外皮にはサクサクとしたパイ生地を使用しています。

中身はカスタードクリームで、牛乳、卵黄、砂糖、そして香料を丁寧に混ぜ合わせて作られます。

表面には香ばしい薄いカラメル層が特徴的で、台湾エッグタルトの代表格として親しまれています。

ミルフィーユ式は香港から台湾に伝わったスタイルの台湾エッグタルトです。ポルトガル式と比べて、外皮の層がより細かく、サクサクとした軽やかな食感を楽しめます。

台湾エッグタルトの価格は店舗によって異なりますが、一般的な相場をご紹介しましょう。

台湾エッグタルトは1個50〜100台湾ドル(約250〜500円)で購入できます。

価格帯によって特徴が分かれており、50〜70台湾ドル(約250〜350円)であれば街角のベーカリーや地元の人気店で味わえます。

一方、70〜100台湾ドル(約350〜500円)の価格帯になると、有名店や観光地の専門店で提供される台湾エッグタルトとなります。

台湾エッグタルトの食べ歩きを満喫したい方は、1日300〜800台湾ドル(約1,500〜4,000円)を目安に予算を組んでおけば、複数の店舗で異なる味の台湾エッグタルトを楽しめるでしょう。

日本のスイーツと比べても手頃な価格で、本格的な台湾エッグタルトが味わえるのは嬉しいポイントですね。

【殿堂入り老舗】曾家豆漿|台湾エッグタルトの聖地

曾家豆漿

人気メニューと価格

曾家豆漿は、TikTokで話題となり人気が爆発した台湾エッグタルトの名店です。

こちらは台湾エッグタルト専門店ではなく、台湾の朝ごはんで定番の煎包(焼き包子)、燒餅(焼餅)、油條(揚げパン)、小籠包などの豊富なメニューを揃えています。

台湾エッグタルトについては、シンプルにポルトガル式1種類のみの提供となっており、他のフレーバーは用意されていません。

2025年6月時点で、台湾エッグタルトは1個45台湾ドル(約225円)で購入できます。

混雑状況と訪問のコツ

曾家豆漿の営業時間は午後5時から深夜1時20分までですが、台湾エッグタルト目当ての客で基本的にどの時間帯も行列ができています。

ただし、店内にイートインスペースがなく、すべてのお客さんがテイクアウトで購入するため、列の進みは比較的早く、10〜20分程度で台湾エッグタルトを注文できるでしょう。

曾家豆漿は本来台湾の朝食店という位置づけのため、平日は地元の人々が出勤前に朝食として利用することが多く、意外にも土曜日の夜の方が混雑が少なくなります。

台湾エッグタルトをゆっくり購入したい方は、土曜日の夜を狙って訪問するのがおすすめです。

店舗情報とアクセス

住所

台北市中山区錦州街123号

営業時間
  • 火曜日〜土曜日:17:00〜25:20(午後5時〜深夜1時20分)
  • 定休日:日曜日・月曜日
アクセス方法

台北MRT中山國小駅から徒歩約8分でアクセスできます。

【意外な穴場】台湾ケンタッキー

台湾ケンタッキーのエッグタルト

人気メニューと価格

日本のケンタッキーでは、台湾エッグタルトが2023年8月に9年ぶりに復活して大きな話題となりましたが、2024年12月時点で販売終了となっています。

一方、台湾のケンタッキーでは台湾エッグタルトが定番商品として常時販売されており、様々なフレーバーや期間限定商品も楽しめます。

通常販売している台湾エッグタルトは、オリジナルのポルトガル式エッグタルトです。伝統的な製法で作られた本格的な味わいが楽しめます。

また、台湾エッグタルトには常時1種類の期間限定フレーバーが用意されています。過去には「檸檬雲朵(レモンクラウド)」や「Biscoff焦糖(ビスコフキャラメル)」など、創意工夫を凝らした台湾エッグタルトが登場しました。

台湾エッグタルトは1個47台湾ドル(約235円)で購入できます。

6個セットで購入すると42台湾ドル(約210円)もお得になるため、まとめ買いがおすすめです。

この価格は台湾エッグタルトとしては非常にコストパフォーマンスが良く、気軽に本格的な味を楽しめるのが魅力です。

店舗情報とアクセス

台湾エッグタルトを取り扱っている最寄りの店舗情報やアクセス方法については、台湾ケンタッキーの公式サイトをご参照ください。

公式サイトでは店舗検索機能を利用して、現在地から最も近い台湾エッグタルト販売店舗を簡単に見つけることができます。

Libreadry巢屋

Libreadry巢屋のエッグタルト

(画像出典:Libreadry巢屋の公式インスタグラム)

人気メニューと価格

Libreadry巢屋は、台北の若者に人気のエリア「忠孝敦化」駅近くにあるおしゃれなベーカリーです。

こちらでは台湾エッグタルト(ミルフィーユ式)をメインに、クロワッサンやあんぱん、フルーツパンなどの幅広いパン類も販売しています。

台湾エッグタルトのフレーバーは1種類のみですが、その分味にこだわり抜いた一品となっています。

台湾エッグタルトの人気ぶりは凄まじく、品切れを防ぐために一人6個までの購入制限が設けられているほどです。

2025年6月時点で、台湾エッグタルトは1個80台湾ドル(約400円)で購入できます。

混雑状況と訪問のコツ

Libreadry巢屋の営業時間は正午12時からですが、台湾エッグタルト目当ての客で開店前から行列ができる人気ぶりです。

店内は約20人までの入店制限を設けているため、店外に長い列ができることがありますが、比較的回転が早く、少し待てば入店できるでしょう。

台湾エッグタルトは数量限定商品のため、確実に購入したい方は平日の午前11時30分頃に到着することをおすすめします。

週末は平日以上に混雑するため、台湾エッグタルトを狙うなら平日の早い時間帯が最も確実な方法と言えます。

店舗情報とアクセス

住所

台北市大安区仁愛路四段345巷4弄28号

営業時間
  • 火曜日〜日曜日:12:00〜19:00(正午〜午後7時)
  • 定休日:月曜日
アクセス方法
  • 忠孝敦化駅(MRT板南線)から徒歩約5分
  • 信義安和駅(MRT淡水信義線)から徒歩約14分

【インスタ映え】COMEME

COMEMEのエッグタルト

(画像出典:COMEMEの公式インスタグラム)

人気メニューと価格

COMEMEは、日本人観光客にとってアクセスしやすい台湾エッグタルトの名店です。新光三越百貨店A11館の地下2階に位置しており、ショッピングの合間に気軽に台湾エッグタルトを楽しめます。

こちらは台湾エッグタルト専門店のため、豊富なフレーバーが揃っており、店舗限定の台湾エッグタルトも味わえるのが魅力です。

台湾エッグタルトは「クロワッサン式」と「ミルフィーユ式」の2つのスタイルから選べます。

クロワッサン式台湾エッグタルト(4種類)
  1. 雷神チョコレート:70台湾ドル(約350円)
  2. オリジナル:55台湾ドル(約275円)
  3. 半熟チーズ:60台湾ドル(約300円)
  4. 阿華田:60台湾ドル(約300円)
ミルフィーユ式台湾エッグタルト(5種類)
  1. ナポレオン:70台湾ドル(約350円)
  2. チョコレート:80台湾ドル(約400円)
  3. オリジナル:80台湾ドル(約400円)
  4. 半熟チーズ:80台湾ドル(約400円)
  5. ティラミス:100台湾ドル(約500円)
絶対に食べるべき限定フレーバー
  1. 黒森林ミルフィーユ式(台北限定):120台湾ドル(約600円)
  2. ピスタチオミルフィーユ式(A11限定):100台湾ドル(約500円)
  3. キャラメルマルベリーミルフィーユ式(京站百貨店限定):100台湾ドル(約500円)

特に限定フレーバーの台湾エッグタルトは、ここでしか味わえない貴重な逸品として多くの観光客に愛されています。

混雑状況と訪問のコツ

日本人観光客がアクセスしやすい台北駅京站百貨店と信義新光三越A11店では、台湾エッグタルトの販売時間が異なります。

台北駅京站百貨店は11:00から台湾エッグタルトの販売を開始しますが、信義新光三越A11店は11:30からとなっています。

ミルフィーユ式の台湾エッグタルトは常温保存タイプで、3個入り1箱での販売となり、お好みのフレーバーを自由に組み合わせできます。3個に満たない場合は個別包装での販売も可能で、箱内での衝突を避ける配慮がされています。

一方、クロワッサン式の台湾エッグタルトは6個入り1箱のみの販売で、バラ売りはしていませんが、こちらもフレーバーの組み合わせは自由です。

以上に基づき、訪問のコツとして、事前にお好みのフレーバーを決めておくと、台湾エッグタルトのテイクアウトがスムーズになります。

平日であれば信義新光三越A11店の方が行列が短く、台湾エッグタルトを購入しやすいのでおすすめです。

ただし、キャラメルマルベリーミルフィーユ式の台湾エッグタルトは京站百貨店限定商品のため、この限定フレーバーを狙う場合は京站百貨店での購入が必要です。

店舗情報とアクセス

住所
  • A11店:台湾台北市信義区新光三越台北信義新天地A11館 地下2階
  • 京站店:台湾台北市中正区京站時尚百貨 地下2階
営業時間
  • 新光三越台北信義新天地A11店:11:00〜22:00
  • 京站百貨店:11:00〜22:00
アクセス方法
  • 新光三越台北信義新天地A11店:MRT台北101/世貿駅から徒歩約11分
  • 京站百貨店:MRT台北駅から徒歩約3分

陳耀訓

陳耀訓のエッグタルト

(画像出典:陳耀訓の公式インスタグラム)

人気メニューと価格

陳耀訓は台湾の伝統菓子「蛋黃酥(エッグヨーク・ペストリー)」で有名な老舗菓子店ですが、最近になってミルフィーユ式の台湾エッグタルトの販売も開始しました。

台湾エッグタルトのフレーバーは「ブリュレ」の1種類のみとなっています。

価格は80台湾ドル(約400円)です。

この台湾エッグタルトは他店とは一線を画する特徴があり、一般的な台湾エッグタルトよりもパンに近い食感と風味を持っています。

伝統的な菓子作りの技術を活かした台湾エッグタルトは、他では味わえない独特な美味しさを楽しめるため、台湾エッグタルト愛好家にもぜひ試していただきたい一品です。

混雑状況と訪問のコツ

陳耀訓は商品の価格帯がやや高めに設定されており、地元の人々には人気ですが、客の回転が早いため台湾エッグタルト目当てでもほとんど並ぶ必要がありません。

ただし、注意すべき点があります。陳耀訓の看板商品である蛋黃酥(エッグヨーク・ペストリー)は、台湾人が中秋節などの伝統的な祝日に友人や親族への贈り物として購入する定番商品です。

そのため、台湾の伝統的な祝日の前後は蛋黃酥を求める客で非常に混雑し、台湾エッグタルトの購入にも影響が出る可能性があります。

台湾エッグタルトをスムーズに購入したい場合は、中秋節(9月頃)や旧正月(1〜2月頃)などの台湾の主要な祝日シーズンを避けて訪問することをおすすめします。

平常時であれば、台湾エッグタルトは比較的待ち時間なく購入できるでしょう。

店舗情報とアクセス

住所

台湾台北市松山区敦化北路244巷51号

営業時間

12:00〜19:30(正午〜午後7時30分)

アクセス方法

台北MRT中山國中駅から徒歩約7分

台湾エッグタルトマップ

台湾エッグタルトのおすすめ店舗マップを作成しました。なお、ケンタッキーは台湾全土に多数の店舗があるため、このマップには表示していません。

台湾エッグタルトの名店は台北市内に点在しており、特定のエリアに集中していないのが特徴です。

そのため、効率的に台湾エッグタルト巡りを楽しむには、アクセスの良い店舗から回ることをおすすめします。

観光客にとって最もアクセスしやすいのは、台北駅に近いCOMEME京站店と、台北101エリアのCOMEME A11店です。

どちらも主要な観光スポットに隣接しているため、台湾エッグタルトを楽しみながら観光も満喫できます。

曾家豆漿や陳耀訓はMRT駅から比較的近い立地にありますが、台北駅からは複数路線の乗り換えが必要となります。

台湾エッグタルトの食べ歩きを計画する際は、MRTの路線図を確認して効率的なルートを組むことが重要です。

Q1. 台湾エッグタルトの賞味期限はどのくらいですか?

台湾エッグタルトの賞味期限は一般的に常温で当日中、冷蔵保存で2〜3日程度です。

ただし、最も美味しく食べられるのは購入当日で、できれば数時間以内にお召し上がりいただくことをおすすめします。

Q2. 日本で本格的な台湾エッグタルトは食べられますか?

台湾現地の味と完全に同じものを見つけるのは難しいのが現状です。

過去にはケンタッキーフライドチキンで期間限定販売されたこともありました。

本格的な台湾エッグタルトを味わいたい場合は、やはり台湾現地での食べ歩きがおすすめです。

Q3. 台湾エッグタルト巡りに必要な時間はどのくらいですか?

台湾エッグタルト巡りに必要な時間は、訪問する店舗数によって異なります。

2〜3店舗を大衆公共交通で回る場合は半日(4〜5時間)程度、4店以上じっくり回る場合は1日がかりとなるでしょう。

必要によって、タクシーや時間制貸切チャーターの利用もご検討ください。

Q4. 言葉が通じなくても台湾エッグタルトは購入できますか?

はい、言葉が通じなくても問題なく購入できます。

多くの店舗では商品の写真付きメニューがあり、指差しで注文可能です。

Q5. 台湾エッグタルトの購入にクレジットカードは使えますか?

店舗によって異なります。百貨店内のCOMEMEなどの大型店舗ではクレジットカードが使用できる場合が多いですが、曾家豆漿のような街の小さなお店では現金のみの場合がほとんどです。

台湾エッグタルト巡りを計画している場合は、現金(台湾ドル)を十分に用意しておくことをおすすめします。
 

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