台湾にはディズニーランドがある?絶叫ジェットコースター満載の人気遊園地8選

台湾にディズニーランドはあるのかと思われる方も多いかもしれませんが、実際にはありません。

しかし、その代わりに台湾には独自の魅力を持つユニークな遊園地がたくさんあります。

絶叫系のジェットコースターを楽しめる施設も数多く存在します。それでは、台湾の地域ごとに人気の遊園地をご紹介していきましょう。

台湾北部の台北、桃園、新竹エリアには、数多くの有名な遊園地があります。

雲仙楽園、野柳海洋世界、万瑞森林楽園、小叮噹(シャオディンドン)科学テーマパークなどが代表的です。

特に人気が高いのは、台北市立児童新楽園(台北)、小人国テーマパーク(桃園)、そして六福村テーマパーク(新竹)の3つです。

台北市立児童新楽園

画像出典:台北市政府観光伝播局

台北市立児童新楽園(以下、児童新楽園)は、円山にあった台北市立児童育楽センターを前身とし、2014年に全面改装してリニューアルオープンしました。

料金システムはユニークで、入園料とアトラクション料金が別々になっています。

アトラクションは1回ごとの料金制で、好きな遊具を自由に選んで楽しむことができます。

園内には13種類の大型アトラクションがあり、子供向け劇場や無料の遊び場も併設されています。

夏季には水遊び場もオープンします。

便利なのは、台湾の交通系ICカード「悠遊カード」でアトラクション料金の支払いができる点です。

アトラクションは子供向けが中心ですが、晴れた日は色鮮やかな園内で写真撮影を楽しむこともできます。

激しい乗り物が苦手な方にもおすすめの遊園地です。

特に人気なのは、モノレール「銀河号」と定番のメリーゴーランド「海洋総動員」です。

アクセス面では、公共交通機関を利用する場合は乗り換えが必要で、MRTからは徒歩20分以上かかります。

そのため、リーズナブルな価格で利用できるtripoolの相乗りサービスがおすすめです。

入場料金

  • 入場料:大人30台湾ドル(約150円)
  • アトラクション料金:1回20~30台湾ドル(約100~150円)

アクセス

MRT淡水信義線(紅線)から:

剣潭駅:

  1. 3番出口からバス利用(41番、紅30、児楽2号線、市民小巴8)
  2. 2番出口からYouBikeで天文館ステーションまで→徒歩約3分

士林駅:

  1. 1番出口からバス利用(255区間、紅30、620、児楽1号線)
  2. 2番出口からYouBikeで天文館ステーションまで→徒歩約3分

芝山駅:

  1. 1番出口から児楽1号線(平日運休)

六福村テーマパーク

画像出典:六福村テーマパーク公式サイト

六福村テーマパークは、1979年に野生動物園としてオープンし、1994年6月に最初のテーマエリア「アメリカ西部」が開園しました。

2012年には「六福ウォーターパーク」が新たにオープン。

青と白を基調としたギリシャ風の建築様式を採用し、台湾初となる様々なスリル満点のウォータースライダーを備えています。

ウェーブプール、ウォーターキャノン、噴水エリア、親子向け水遊び場など、幅広い年齢層が楽しめる施設が充実しています。

現在、園内は6つのエリアに分かれています:

  1. 中央マジック噴水
  2. アメリカ西部
  3. 南太平洋
  4. アラビアン宮殿
  5. アフリカンビレッジ(野生動物園)
  6. 六福ウォーターパーク

人気のアトラクションは、園内を一望できる空飛ぶ「飛毯」(じゅうたん)、アジア初のU字型レール採用の宙吊りコースター「笑傲飛鷹(しょうごうひよう)」、そしてドロップタワーの「大怒神」です。

スリル系の乗り物が充実していることも特徴です。

動物園では約70種、1000頭以上の動物が飼育されており、ガラス越しではなく自然に近い環境で動物たちを観察できるため、臨場感たっぷりです。

入場料金

  • 通常エリア(水族館以外):1,199台湾ドル(約5,995円)
  • ウォーターパークのみ:799台湾ドル(約3,995円)
  • 両方セット:1,499台湾ドル(約7,495円)

アクセス

  1. 台北からは台聯客運5350番が唯一の直通バスです。松山空港を出発し、忠孝敦化駅、公館駅、景安駅などのMRT駅を経由します。平日は13便、休日は11便運行しています。所要時間は約2時間で、料金は台北からが123台湾ドル、新北市からが96台湾ドルです。
  2. 公共交通機関でのアクセスは不便なため、ハイヤーやチャーターサービスの事前予約がおすすめです。

小人國主題楽園

画像出典:小人國主題楽園公式サイト

小人國主題楽園(小人国テーマパーク)は1984年に開園し、1993年にテーマパークを増設、2008年にはウォーターパーク「轟浪(ごうろう)」が加わりました。

園内には世界の有名建築物のミニチュア100点以上と、20種類を超える屋内外のアトラクションがあります。

ミニチュアは原寸の1/25スケールで製作されており、一般的な1/15スケールよりもさらに精巧な作りとなっています。

特筆すべきは、他国では見られない台湾エリアの展示です。

国父紀念館や中正紀念堂、阿里山森林鉄道など歴史的建造物のほか、台湾の近代化を象徴する十大建設プロジェクトや台湾高速鉄道のミニチュアも展示されています。

オランダ、スペイン、イギリスの統治時代を伝える淡水紅毛城や、日本統治時代に建てられた総統府、台大病院なども再現されています。

アジアエリアには日本の東大寺などの寺院のミニチュアもあります。

入場料金

1,050台湾ドル(約5,250円)

アクセス

  1. 台北からは台聯客運5350番の直通バスが利用できます。運行ルートは松山空港(推奨乗車地点)→南京敦化交差点→MRT忠孝敦化駅→成功国宅→公館→秀朗小学校→智光商工→MRT景安駅→龍潭ターミナル→小人国テーマパーク。松山空港発は1日13便運行しており、料金は117台湾ドル(約585円)です。
  2. 公共交通機関でのアクセスは不便なため、ハイヤーやチャーターサービスの事前予約がおすすめです。

台湾中部の苗栗、台中、彰化、雲林、南投エリアには、たくさんの魅力的な遊園地があります。

尚順育樂世界(尚順アミューズメントワールド)、火炎山遊樂區(火炎山リゾート村)、香格里拉樂園(シャングリラパ楽園)、西湖渡假村(西湖リゾート)、泰雅渡假村(泰雅リゾート)、杉林溪森林生態渡假園區(杉林渓森林生態リゾート園区)などが有名です。

その中でも特に人気なのが、麗宝楽園(台中)、九族文化村(南投)、剣湖山遊園地(雲林)の3つとなっています。

麗宝楽園

画像出典:麗宝楽園公式サイト

麗宝楽園は、以前「月眉育楽世界」として知られていましたが、2006年にリニューアルオープンしました。

現在は、探索ワールド、マラワン陸上・水上パーク、麗宝福容ホテル、レーシングテーマホテル、脱出ゲーム、アウトレットモール、ペットパーク、サービスエリア、国際サーキット、世界トップ10に入る観覧車「スカイドリーム」、そして東エリアのメタセコイア草原など、多彩な施設を備えています。

2017年5月にオープンした「スカイドリーム」は、世界トップ10かつ台湾最大の観覧車で、新しいランドマークとなっています。

カラフルな外観のアウトレットモールに隣接し、高さ120メートル、海抜総高384メートルを誇ります。

台北101の展望台(88階)よりも2メートル高く、最上部からは台湾海峡や雪山山脈が一望できます。

60のゴンドラがあり、各車両最大8名まで乗車可能で、1周約25分。車内にはUSB充電ポートとWi-Fiを完備し、空中での写真撮影も楽しめます。

観覧車ファンには見逃せないスポットです!

麗宝国際サーキットは、国際自動車連盟(FIA)から「アジア最高のカートコース」と評価されています。

全長1.5キロメートル以上で台湾最長を誇り、CIK国際認証を取得した台湾唯一の最高規格コースです。

イタリア製の高性能カートを導入し、台湾最高の馬力を実現。

さらに、GoPro撮影サービスも提供しており、一流コースでの走行シーンを記録に残すことができます。

レースファン必見のスポットです!

遊園地エリアでは、世界唯一の途切れ式ジェットコースター「搶救地心」が人気です。

スリル系アトラクション好きの方には特におすすめです。

入場料金

  • 陸上パークのみ:899台湾ドル(約4,495円)
  • ナイトチケット(17時以降):700台湾ドル(約3,500円)
  • 陸上・水上パークセット:1,800台湾ドル(約9,000円)

アクセス

  1. 台湾高速鉄道:台中駅から155番バスで約90分
  2. 電車:后里駅から無料シャトルバス(平日は便数限定)
  3. 高速バス:台北バスターミナルから1617番(平日8便、金曜14便、休日11便)料金350台湾ドル(約1,750円)
  4. 公共交通機関は便数が少ないため、快適な移動にはハイヤーやチャーターサービスがおすすめです。

剣湖山世界主題楽園

画像出典:剣湖山公式サイト

剣湖山世界主題楽園は1990年に開園し、2002年には剣湖山プリンスホテルとガーデンエリアが加わり、台湾を代表する複合型遊園地となりました。

代表的なアトラクションの一つ「擎天飛梭」は、アメリカ製の高さ65メートルのツインタワーで、一方は急上昇、もう一方はフリーフォールを楽しめる人気施設です。

「衝瘋飛車」はアジア最長のフロアレス型ジェットコースターで、全長820メートル、高さ40メートル、時速90キロの疾走感が味わえます。

「飛天潛艇」は世界初の高速フリーフォール型ジェットコースターで、全長381メートル、140KWの力で65メートルまで上昇した後、時速110キロ、G5の重力加速度で急降下する迫力満点のアトラクションです。

園外のガーデンエリアは、台湾最大の夜間レジャーパークとして知られています。

剣湖山は台湾の多くの中高生の修学旅行先として選ばれており、年間を通じて賑わいを見せる人気テーマパークです。

入場料金

  • 通常チケット:999台湾ドル(約4,995円)
  • 午後チケット(13時以降):599台湾ドル(約2,995円)

アクセス

  1. 台湾高速鉄道の雲林駅から在来線に乗り換え、斗六駅で下車。その後、台湾好行Y01斗六古坑線に乗り換えて剣湖山遊園地駅まで。
  2. 公共交通機関は乗り換えが複雑なため、快適な移動にはハイヤーやチャーターサービスがおすすめです。

九族文化村

画像出典:九族文化村公式サイト

九族文化村は、水沙連ヨーロッパ庭園、遊園地エリア、原住民文化エリアの3つのゾーンで構成されている遊園地です。

園内のロープウェイは台湾初の軽量型システムで、1時間当たり1,600~2,400人を運び、最高地点は40メートルに達します。

様々な角度から九族文化村の全景を空中散歩気分で楽しむことができます。

また、日月潭と九族文化村を結ぶ日月潭ロープウェイ(全長1,877メートル)もあり、約10分の空中散歩で日月潭の絶景が楽しめます。

一般客室と展望客室(クリスタルキャビン)が選べ、九族文化村の入園者は無料で利用できます。

原住民文化エリアでは、台湾の10の原住民族(タオ族、アミ族、タイヤル族、サイシャット族、ツォウ族、サオ族、ブヌン族、プユマ族、ルカイ族、パイワン族)の建築、図像、料理、音楽、衣装、生活様式が紹介されています。

全長1,865メートルの緑豊かな遊歩道に沿って、石造りや木造の伝統的な住居が忠実に再現されています。

九族広場での伝統歌舞ショー、石音劇場でのサオ族の杵音パフォーマンス、各部族の伝統芸能や郷土料理も見逃せません。

九族文化村は台湾最大の原住民族の文化発信地となっています。

また、九族文化村では日本とは異なる品種の桜も楽しめます。

タイヤル族エリアの近くにある桜湖は、湖畔に桜が植えられ、池には錦鯉や睡蓮が浮かびます。

春の桜の季節には夜間ライトアップも行われ、幻想的な景色が広がります。

2018年には日月潭新八景の一つに選ばれました。

入場料金

980台湾ドル(約4,900円)

アクセス

  1. 台湾高速鉄道または台湾鉄道で台中駅まで行き、台湾好行6670A日月潭線に乗り換えて九族文化村駅で下車。
  2. 公共交通機関は乗り換えが複雑なため、快適な移動にはハイヤーやチャーターサービスがおすすめです。

義大遊楽世界

画像出典:義大遊楽世界公式サイト

義大遊楽世界は台湾南部を代表する遊園地で、アジア唯一のギリシャをテーマにしたテーマパークです。園内は3つのエリアに分かれています:

  1. 古代ギリシャ神殿をモチーフにした荘厳な「アクロポリス」
  2. 青と白の建物が特徴的なギリシャの島々を再現した「サントリーニの町並み」
  3. 台湾最大の室内キッズパークで、トロイの木馬伝説をテーマにした「トロイ城」

これらのエリアは写真スポットとしても大人気です。

高雄最大のテーマパークである義大遊楽世界には、ショッピングモール、五つ星ホテル、観覧車が併設されています。

義大世界ショッピングプラザは台湾初のブランド直営アウトレットモールで、700以上の国内外のブランドが出店。

年中無休で魅力的な割引を実施しているため、多くの観光客で賑わっています。

また、義大世界は年越しの人気スポットとしても知られています。

特に年末年始に開催される立体花火ショーは圧巻です。

入場料金

899台湾ドル(約4,595円)

アクセス

  1. 台湾高速鉄道で左営駅まで行き、義大バス8501番に乗り換えて義大世界駅で下車。
  2. 公共交通機関はバスへの乗り換えが必要となるため、快適な移動にはハイヤーやチャーターサービスがおすすめです。

遠雄海洋公園(遠雄オーシャンパーク)は、台湾東部を代表する遊園地です。

園内には8つのテーマエリアがあり、スリル満点のアトラクションに加えて、4つの魅力的なショーを楽しむことができます。

人気の高いショーには:

  1. イルカショー「海豚伝説」:イルカたちの華麗なパフォーマンス
  2. 愛嬌たっぷりの「アシカ巡警隊」ショー

探険島水族館では、100種類以上の魚たちが泳ぐ水槽があり、山間部の渓流から熱帯雨林まで、世界中の特徴的な水域の景観を楽しめます。

海の生き物や自然が好きな方におすすめのスポットです。

入場料

大人990台湾ドル(約4,950円)

アクセス

  1. 花蓮駅まで台湾鉄道で行き、そこからバス1140番または1145番で海洋公園まで。
  2. ただし、公共交通機関は日本語案内が少なく、乗り換えも必要なため、観光客の方は快適に移動できるハイヤーやチャーターサービスの利用をおすすめします。
     

Q:tripoolのチャーター・ハイヤーの予約方法を教えてください。

現在ご覧になっている公式サイトから予約が可能です。日本語ページがありますので、案内に沿って予約してください。
予約後は、tripoolのアプリをダウンロードしてください。アプリでメールに記載されている予約番号を入力すると過去のすべての予約を管理し照会できます。
乗車の30分前からは台北アリーナに向かうドライバーの位置情報をリアルタイムで確認できます。
また、チャット機能には自動翻訳機能があるため、ドライバーとは日本語で簡単なコミュニケーションが取れます。

推薦文章

更多從的熱門路線