台中空港から市内へ:日本人向け入国手続き・アクセス方法・空港施設完全ガイド

台中空港は、台湾中部への玄関口として近年注目を集めている国際空港です。台北を経由せずに台湾中部・南部へ直接アクセスできるため、日本からも高松、神戸、那覇、名古屋、東京成田などから直行便が運航されています。

本記事では、台中空港の基本情報から入国・出国手続きの流れ、両替・SIMカード購入などの空港サービス、市内への4つのアクセス方法(バス・タクシー・相乗り・チャーター)の料金比較、深夜・早朝便の対応方法まで、台中空港を利用する際に必要な情報を網羅的に解説します。

台中空港

台中空港は台湾中部に位置する国際空港で、台湾最大の桃園国際空港と比べるとコンパクトな規模が特徴です。

台中空港を利用する外国人観光客の多くは、台湾中部の台中市をはじめ、嘉義や南投といった地域へアクセスする際の玄関口として活用しています。台北を経由せずに台湾中部・南部へ直接移動できるため、近年注目を集めている空港です。

ただし、台中空港の最大の難点は、市内中心部からやや離れた沙鹿区に位置していることです。さらに、台北の桃園空港とは異なり、市内と空港を結ぶMRT(地下鉄)が整備されていないため、アクセス手段は限られます。

そのため、台中空港を利用する際には、あらかじめ市内からのバスの運行ダイヤを調べておくか、タクシーやチャーターサービスを予約しておくことを強くおすすめします。特に早朝便や深夜便を利用する場合は、交通手段の確保が重要です。

日本から台中空港への直行便は、高松空港、神戸空港、那覇空港、名古屋(中部国際空港)、東京成田空港などから運航されています。

台中空港のマップ

(画像出典:台中空港の公式サイト)

台中空港には2つのターミナルがあります。ターミナル1は国内線ターミナル(面積11,927平方メートル)、ターミナル2は国際線ターミナル(面積36,272平方メートル)となっています。

日本人のビザ免除制度

現在、台湾政府は日本人観光客に対してビザ免除制度を実施しています。台中空港を含む台湾の各空港から入国する場合、最大90日間台湾に滞在することができます。

パスポートの有効期限

日本人旅行者が台中空港を通じて台湾へ入国する際、パスポートの有効期限は滞在予定日数以上あれば入国可能です。しかし、滞在予定日数を延長した場合、そのパスポートでは日本に帰国できなくなる可能性があります。

新しいパスポートの発給には顔写真などの必要書類が求められますので、事前にリストを確認してください。

オンライン入国登録

基本的に、台中空港を含む台湾の各空港へ渡航する日本国籍の方全員が、台湾到着日の3日前から入国するまでの間に、台湾の入国カードをオンラインで申請・提出することが求められています。

ただし、すでに台湾の居留ビザや居留証(ARC:Alien Resident Certificate)を取得している方、あるいは外交官員証(MOFA CARD)をお持ちの方は、台湾オンライン入国カードの提出が免除されています。

また、2025年10月1日より、台中空港を含む台湾への入国時に使用される紙の入国カードが完全に廃止され、オンライン登録のみとなることが正式に決定されました。

この変更により、2025年10月以降に台中空港から台湾を訪れる予定のある方は、必ず事前にオンラインでの入国カード申請を完了させる必要があります

台中空港での入国手続きの流れ

(画像出典:台中空港の公式サイト)

入国審査

台中空港で飛行機を降りて入国する際、まず入国審査を通過する必要があります。

短期滞在の日本人観光客は、自動化ゲート(e-Gate)を利用することができません。ただし、台湾で居留資格を取得し、「外僑居留証」「外僑永久居留証」「就業PASSカード」または「就業金卡」のいずれかを所持しており、その証明書に数次再入国許可が記載されている日本人は例外となります。そのため、短期滞在者は有人の入国審査を通過する必要があります。

入国審査では、外国人レーン(Non-citizen)を利用することができますが、台湾居民レーン(Citizen)は原則として利用できません(ただし、混雑状況によっては表示を切り替えずに案内されることもあります)。

もし台湾を頻繁に訪れる方であれば、「常客証」を事前にオンラインで申請することも可能です。「常客証」を取得すると、「常客証」と表示されている専用レーンを利用でき、外来旅客快速査験通関(ファストトラック)を通過することができます。

「常客証」の申請条件

  1. 申請日から12か月以内に3回以上台中空港を含む台湾の空港へ入国していること
  2. 中華民国籍でない(中華民国のパスポートを所持していない)こと
  3. 以前の「常客証」の発行日から12か月以上経過していること

荷物受取

台中空港で入国審査を通過しましたら、預けた荷物を受け取ることができます。まず、電子掲示板で自分の航空便の番号を確認してください。

電子掲示板には、各航空便に対応するターンテーブルの番号が表示されています。

動植物検疫

動植物検疫

(画像出典:台中空港の公式サイト)

台中空港での税関申告の前に、まず動植物検疫を受ける必要があります。機内食で配られた果物類、日本の空港で購入した牛乳、機内で飲みきれずに余ってしまった牛乳、肉入りカップ麺などは、すべて持ち込み禁止物品となります。

違反した場合の罰金は非常に高額で、日本人旅行者であっても新台湾ドル20万元(約100万円)の罰金が科されることがあります

さらに深刻なのは、罰金を支払わない場合、台中空港を含む台湾への入国が拒否される可能性があることです。

そのため、事前に台湾への持ち込み禁止リストを確認しておき、動植物検疫を受ける前に該当する物品は処分しておくことをお勧めします。

税関申告

台中空港での動植物検疫を通過した後は、税関申告を行います。

日本では加熱式タバコや電子タバコを専用喫煙室で使用できますが、台湾では事情が大きく異なります。電子タバコや加熱式タバコは台湾への持ち込みが禁止されており、もし持参した場合には新台湾ドル5万元から500万元(約25万円~2,500万円)という極めて高額な罰金が科される可能性がありますので、十分にご注意ください。

また、台中空港から台湾へ入国する際には、現金の持ち込みに関する制限と申告義務があります。新台湾ドルは10万元まで持ち込むことができますが、それを超える場合には税関への申告が必要です。

外貨については、米ドル換算で1万ドル相当額を超える場合に申告が必要です。

不明な点がある場合には、遠慮なく税関職員に確認しましょう。質問をしたことで罰則を受けることはありません。

所要時間の目安

台中空港は桃園空港と比べて利用者が少ないものの、複数の国際便が発着する空港です。台湾の祝日期間を除けば、入国手続きは1時間程度で完了します。

ただし、旧正月や清明節などの大型連休期間中は、1時間半程度かかる場合もあります。事前にご自身の旅行日程が台湾の祝日と重なっていないか確認しておくとよいでしょう

両替・ATM

(画像出典:台中空港の公式サイト)

台中空港の国際線ターミナルには、到着・出発ロビーの両方に外貨両替サービスを提供する金融カウンターが設置されています。

  1. 到着ロビー(入境エリア)の両替所:荷物受取エリア内に設置されており、営業時間は9:00~17:00です(到着便に合わせて営業時間が調整されます)。
  2. 出発ロビー(出境エリア)の両替所:営業時間は6:00~23:00です。午後5時以降に到着する便をご利用の場合は、こちらの両替所をご利用ください。

ATM:国際線ターミナル1階には、台湾銀行のATMが設置されています。

SIMカード

SIMカードの販売場所

(画像出典:台中空港の公式サイト)

台中空港の国際線ターミナル出発ロビーには、通信会社のサービスカウンターが設置されています。営業時間は10:00~22:00です。

プリペイドSIMカード、モバイルデータ通信、チャージサービスなどの各種手続きが可能です。

SIMカードのサービスカウンターは出発ロビーのみに設置されており、到着ロビーにはありませんのでご注意ください

交通系ICカード

交通系ICカードの販売場所

(画像出典:台中空港の公式サイト)

台湾で公共交通機関を利用する際には、悠遊カードや一卡通などの交通系ICカードが便利です。

台中空港の国際線ターミナル1階中央にあるファミリーマート(全家便利商店)で購入できます。店頭で見つからない場合は、店員にお尋ねください。

荷物預かり・コインロッカー

台中空港ではスタッフによる荷物預かりサービスは提供されていませんが、到着ロビーにコインロッカーが設置されています。

料金は大型ロッカーが3時間70台湾ドル、小型ロッカーが3時間50台湾ドルです。営業時間は6:00~23:00となっています。

高速鉄道台中駅

(画像出典:台中観光局の公式サイト)

MRTでのアクセス

台中空港から高速鉄道台中駅への行き方として、MRT(地下鉄)を利用したアクセス方法はありません。残念ながら、この2つの場所を結ぶMRT路線は整備されていないためです。

バスでのアクセス

台中空港から高速鉄道台中駅への行き方として、バスを利用したアクセス方法は以下の4つのルートがあります。

ルート1(直行・最もおすすめ):台中空港から156番バスに乗車し、高速鉄道台中駅まで直接アクセスできます。乗り換え不要で最もシンプルなルートのため、初めて台中を訪れる方や荷物が多い方に特におすすめです。

ルート2:台中空港から302番または302延伸線バスに乗車し、秋紅谷/新光三越・遠百百貨/市政府で下車後、151延伸線バスまたはMRT緑線に乗り換えて高速鉄道台中駅へ向かいます。

ルート3:台中空港から500番または500延伸線バスに乗車し、文心中清駅で下車後、MRT緑線に乗り換えて高速鉄道台中駅へ向かいます。

ルート4:台中空港から555番バスに乗車し、MRT文華高中駅(文心路)で下車後、MRT緑線に乗り換えて高速鉄道台中駅へ向かいます。

ただし、バスを利用する場合、直行便でも30分程度、乗り換えが必要なルートでは1時間以上かかります。より効率的に移動したい場合は、タクシーやチャーターサービスの利用がおすすめです。

 

tripoolの相乗りサービス

一人旅をしている方で、旅費を抑えながら時間も節約したい場合は、tripoolの相乗りサービスがおすすめです。

tripoolは、台中空港から同じ方向へ向かう乗客同士で車両をシェアする相乗りサービスです。専用チャーター車と同じ車種を使用しますが、乗車中に他の乗客のピックアップや降車地点に立ち寄ることがあります。つまり、車内で同じ方向に向かう他の旅行者と同乗する形となり、その分料金が割安に設定されているのが特徴です。

tripoolの相乗りサービスの料金は846台湾ドルで、専用車チャーターの1,411台湾ドルと比べて約600台湾ドル安くなっています。

予約は乗車時間の2時間前まで可能ですが、リアルタイムでの予約には対応していません。

なお、料金は固定制で、追加料金は発生しません。

旅行スタイルやご予算に合わせて、ぜひご検討ください。

 

タクシー

台中空港の屋外にはタクシー乗り場がありますが、車内の清潔度の問題からあまりおすすめできません。リアルタイムで配車したい場合は、Uberの利用をおすすめします。

台中空港から高速鉄道台中駅までは約610台湾ドルで、迅速に移動できます。しかし、実際にはクレジットカードでの請求金額がアプリで表示された料金と異なるケースも少なくありません。

これはドライバーによる予期せぬ経路変更が原因であることが多いため、ご注意ください。

また、ラッシュアワーや悪天候時には、料金が1.5~2倍程度に急騰することもあります。これらのリスクを理解した上でご利用ください。

tripoolのチャーターサービス

tripoolのチャーター

快適さを重視する方には、貸し切りチャーターサービスがおすすめです。

台中空港から高速鉄道台中駅までの料金は1,411台湾ドルとなっています。

tripoolの貸し切りチャーターは高品質な予約制サービスのため、片道送迎の場合は流しのタクシーよりも料金が高くなります。

しかし、料金は固定制であるため、Uberのように悪天候時やラッシュアワー時に料金が2倍以上に高騰することはありません。

事前に料金が確定するため、予算管理がしやすいのが特徴です。

3~4人で移動する場合、1人あたりの料金が抑えられてお得になります。荷物が多い場合や、小さなお子様連れの旅行にも最適です。

tripoolの主なメリット

  1. 言語サポート: アプリ内翻訳機能でドライバーと安心してコミュニケーション
  2. リアルタイム追跡: ドライバーの位置をアプリで確認可能
  3. 明朗会計: 分かりやすい料金設定で追加料金なし
  4. 柔軟なキャンセル: 前日朝6時までキャンセル料無料
  5. 予約の柔軟性:最短で乗車時間の2時間前まで予約可能なため、急な予定変更にも対応できます

台中空港から高速鉄道台中駅まで効率的かつ快適に移動したい方は、tripoolの貸し切りチャーターサービスをぜひご検討ください。

全交通手段の比較表

  • とにかく安く移動したい → バス156番直行便(所要時間約30分、運賃は比較的安価)
  • 快適さ重視の1人旅で費用を抑えたい → tripoolの相乗りサービス(約846台湾ドル)
  • すぐに移動したい(リアルタイム) → タクシー・Uber(約610台湾ドル)
  • 快適さと確実性を重視 → tripoolのチャーターサービス(約1,411台湾ドル、固定料金)
  • 3~4人のグループ旅行 → tripoolのチャーターサービス(1人あたり約350~470台湾ドル)

台湾鉄道台中駅

(画像出典:台中観光局の公式サイト)

MRTでのアクセス

台中空港から台湾鉄道台中駅への行き方として、MRT(地下鉄)を利用したアクセス方法はありません。残念ながら、この2つの場所を結ぶMRT路線は整備されていないためです。

バスでのアクセス

台中空港から台湾鉄道台中駅(電車の駅)への行き方として、バスを利用する場合は302番または500番の2つのルートがあります。

302番バス:台中空港から台湾鉄道台中駅まで直行便で約1時間です。運行本数は1時間に約2本となっています。

500番バス:台中空港から台湾鉄道台中駅まで直行便で、所要時間は約90~110分です。ピーク時は15分間隔、オフピーク時は20分間隔で運行されています。

ただし、高速鉄道台中駅への移動と同様に、バスでは1時間以上かかります。より効率的に移動したい場合は、タクシーやチャーターサービスの利用がおすすめです。

 

tripoolの相乗りサービス

台中空港から台湾鉄道台中駅へ向かう場合、tripoolの相乗りサービスの料金は892台湾ドルで、専用車チャーターの1,487台湾ドルと比べて約600台湾ドル安くなっています。

所要時間は、相乗りでマッチングする同乗者がいない場合は約60分、同乗者がいる場合は約37分となります。

予約は乗車時間の2時間前まで可能ですが、リアルタイムでの予約には対応していません。

なお、料金は固定制で、追加料金は発生しません。

旅行スタイルやご予算に合わせて、ぜひご検討ください。

 

タクシー

台中空港から台湾鉄道台中駅までは約650台湾ドルで、迅速に移動できます。しかし、実際にはクレジットカードでの請求金額がアプリで表示された料金と異なるケースも少なくありません。

これはドライバーによる予期せぬ経路変更が原因であることが多いため、ご注意ください。

また、ラッシュアワーや悪天候時には、料金が1.5~2倍程度に急騰することもあります。これらのリスクを理解した上でご利用ください。

tripoolのチャーターサービス

tripoolのチャーター

快適さを重視する方や、複数の観光スポットを効率よく巡りたい方には、貸し切りチャーターサービスがおすすめです。台中空港から台湾鉄道台中駅までの片道料金は1,629台湾ドルとなっています。

もし台中空港到着後、直接台中市内での観光を始めたい場合は、時間制貸し切りチャーターの利用がおすすめです。

4時間3,100台湾ドルのプランを利用すれば、以下のような台中の主要観光スポットを1日で効率よく巡ることができます。

  1. 高美湿地
  2. 宮原眼科
  3. 逢甲夜市
  4. 彩虹眷村

公共交通機関の待ち時間やバスの遅延を気にすることなく、自分たちのペースで観光を楽しむことができます。

台中を効率よく、快適に楽しむなら、tripoolの貸し切りチャーターサービスをぜひご検討ください。特に複数人での移動であれば、1人あたりの料金も抑えられてお得です。台中の魅力を存分に満喫できる移動手段としておすすめします。

 

全交通手段の比較

  • とにかく安く移動したい → バス302番または500番(所要時間約60~110分、運賃は比較的安価)
  • 快適さ重視の1人旅で費用を抑えたい → tripoolの相乗りサービス(892台湾ドル、所要時間約37~60分)
  • すぐに移動したい(リアルタイム) → タクシー・Uber(約650台湾ドル、所要時間が最短)
  • 快適さと確実性を重視 → tripoolのチャーターサービス(1,629台湾ドル、固定料金で追加料金なし)
  • 3~4人のグループ旅行 → tripoolのチャーターサービス(1人あたり約410~540台湾ドル)
  • 到着後すぐに市内観光を楽しみたい → tripoolの時間制チャーター(4時間3,100台湾ドル、高美湿地・宮原眼科・逢甲夜市・彩虹眷村などを効率よく巡れる)

各交通手段の運行時間

台中空港での深夜・早朝到着時の行き方を検討する際は、まずご自身のホテルが台湾鉄道台中駅と高速鉄道台中駅のどちらに近いか確認してください。この2つの駅は異なる方向に位置しているため、移動ルートが大きく変わります。

多くの方は台中市内を観光するため、台中市中心部に近い台湾鉄道台中駅周辺のホテルに宿泊されるでしょう。この場合、台中空港から台湾鉄道台中駅への公共交通機関の運行時間を事前に確認しておくことが重要です。

バスの運行時間

  • 302番バス: 台中空港での運行時間は約6:45~22:45
  • 500番バス: 台中空港での運行時間は約6:00~22:00

台中空港から台湾鉄道台中駅へ向かう公共交通機関は、上記の2路線のみです。

そのため、早朝6時以前または深夜23時以降に到着する便をご利用の場合は、タクシーまたはチャーターサービスを利用する必要があります

24時間対応の移動手段

台中空港からの公共交通機関(バス)は早朝6時から深夜23時頃までの運行となっているため、それ以外の時間帯に到着する便をご利用の場合は、24時間対応の移動手段を事前に手配しておく必要があります。

タクシー・Uber

台中空港には24時間利用可能なタクシー乗り場があり、到着後すぐに移動できるのが最大のメリットです。Uberもリアルタイムで配車可能です。

  • 台湾鉄道台中駅まで: 約650台湾ドル
  • 高速鉄道台中駅まで: 約610台湾ドル

ただし、深夜・早朝時間帯は割増料金が適用される場合があり、通常料金の1.5~2倍程度になることもあります。また、ドライバーによる予期せぬ経路変更により、アプリ表示額と実際の請求額が異なるケースもあるため、ご注意ください。

tripoolのチャーターサービス

事前予約が可能な方には、tripoolの貸し切りチャーターサービスがおすすめです。

  • 台湾鉄道台中駅まで: 1,629台湾ドル~
  • 高速鉄道台中駅まで: 1,411台湾ドル~

tripoolのチャーターサービスは乗車時間の2時間前まで予約可能で、料金は固定制のため追加料金が発生しません。言語サポートやリアルタイム追跡機能もあり、安心して利用できます。

早朝便や深夜便で台中空港に到着される方は、これらの24時間対応の移動手段を事前に検討し、スムーズな移動を確保しましょう。

空港泊の可否と注意点

台中空港は閉鎖時間が設けられており、23:00~翌朝7:00の間は空港内に滞在することができません。そのため、空港泊はできませんのでご注意ください。

深夜便で到着される方や早朝便を利用する方は、事前に24時間対応のタクシーやチャーターサービスを手配しておくことを強くおすすめします。

 

台中威汀城市酒店(Hotel Reve Taichung)

台中威汀城市酒店

(画像出典:台中威汀城市酒店の公式サイト)

台中空港からのアクセスは、豐原客運239番バスで玉山銀行大雅分行駅下車、または台中客運128番・156番・500番、仁友客運123番バスで大雅分局駅下車後、徒歩約5分です。所要時間は約30分となっています。

ホテルは全室禁煙で、フィットネスセンター、無料WiFi、共用ラウンジを完備しています。すべての客室にはエアコン、デスク、電気ケトル、冷蔵庫、セーフティボックス、薄型テレビ、専用バスルーム(ビデ付)が備わっており、5種類の客室タイプから選べます。

台中空港から近く、台中市内中心部からはやや離れた立地のため、入国日や帰国前日の宿泊に特におすすめです。

住所:台中市大雅区民生路一段100号

※2025年1月1日より、台中威汀城市酒店を含む台湾のすべてのホテルでは、環境に配慮したエコフレンドリー政策により、使い捨てアメニティ(歯ブラシ、歯磨き粉、髭剃り、シェービングクリーム、シャワーキャップ、綿棒など)の提供が行われなくなりました。

退税手続き

退稅

(画像出典:台中空港の公式サイト)

台中空港での退税手続きは、荷物を預ける前に行う必要があります。退税申請の場所は国際線ターミナル1階にある税関「外国人旅客退税サービスカウンター」となります。

ステップ1:電子化自動退税機またはサービスカウンターでの申請

  1. パスポート(入国証明書)と退税明細申請書を持参
  2. 機械またはカウンターで証明書と退税明細をスキャン
  3. システムが商品の税関検査の要否を表示

ステップ2:検査不要の場合

そのまま電子化自動退税機またはサービスカウンターで退税手続きを完了

ステップ2:税関検査が必要な場合

以下の書類を揃えて税関カウンターへ:

  1. 検査票(電子化自動退税機から印刷)
  2. 退税明細申請書
  3. パスポート(または旅行証、出入境証、臨時滞在許可証)
  4. 「退税可能商品」と「証明書番号末尾4桁」が記載された統一発票または電子発票(レシート)
  5. 購入した商品

退税方法は、現金退税、クレジットカード退税(VISA、Master、JCB、銀聯カード対応)、小切手退税の3種類から選択できます。

現金退税を選択した場合は、電子化自動退税機またはサービスカウンターで発行される「外国人旅客購入特定商品退税明細核定書」を持って、台中空港の出国エリアにある指定銀行または現金カウンターで退税金を受け取ることができます。

チェックイン

台中空港では、航空会社は通常フライト出発の2~3時間前からチェックイン手続きを開始します。旅客は遅くとも出発時刻の60分前までにチェックイン手続きを完了する必要があります。ただし、航空会社によって規定が異なるため、事前にご利用の航空会社の規定をご確認ください。

  1. まず、台中空港の電子掲示板で搭乗する便名を探してください
  2. 次に、その便に対応するチェックインカウンター番号を確認してください
  3. 確認した番号の看板に従って、該当カウンターへお進みください

保安検査

手荷物内の液体、スプレー類、ジェル状の物は、透明でジッパー付きのプラスチック袋に適切に収納してください。プラスチック袋の容量は1リットル以内に制限されています。

各乗客が持ち込めるこのようなプラスチック袋は1つのみとなります。

これらのプラスチック袋は手荷物とは別にして、保安検査員に提示し、個別にX線検査を受ける必要があります。

また、医薬品や特別な食品・必需品(乳児用ミルクを含む)についても、手荷物検査場で手荷物とは別にして保安検査員に申告する必要があります。処方薬を携帯する乗客は、名前が一致する身分証明書類(パスポートや医師の診断書など)を用意しておく必要があります。

服装に関しては、台中空港を含む台湾の空港では、保安検査時に帽子、ベルト、靴を脱ぐ必要があるため、ベルトや靴の着用は避けることをおすすめします

詳しい指示については、その場の案内表示も参照してください。

出国審査

台中空港での出国審査において、短期滞在の日本人観光客は、自動化ゲート(e-Gate)を利用することができません。

ただし、入国審査と同様に、「常客証」を取得している場合は、「常客証」と表示されている専用レーンを利用でき、外来旅客快速査験通関(ファストトラック)を通過することができます。

免税店

免税店

(画像出典:台中空港の公式サイト)

台中空港で出国審査を終えましたら、免税店で台湾のお土産を購入することができます。ただし、日本への持ち込みが禁止されている物は購入しないことをおすすめします。

  1. カップ麺やインスタントラーメンなどの袋麺といった肉類・肉製品
  2. マカダミアナッツに限らず、クルミや落花生など、殻付きのものや生のナッツ類

化粧品の日本への持ち込みは、個人使用に限り「1品目24個まで」に制限されています。

また、ハンドクリームや肌用の化粧品で、アロエなど一部の成分を含む化粧品は持ち込めない場合があります。ただし、アロエベラの場合は規制の対象外です。

海外で購入した商品の市価の合計額が20万円を超える場合には、20万円以内におさまる品物が免税となり、その残りの品物は課税対象となります。

Q. 日本から台中空港への直行便はありますか?

はい、高松空港、神戸空港、那覇空港、名古屋(中部国際空港)、東京成田空港などから直行便が運航されています。

Q. 台中空港で両替はできますか?

はい、到着ロビーと出発ロビーに両替所があります。また、国際線ターミナル1階に台湾銀行のATMも設置されています。

Q. SIMカードはどこで購入できますか?

国際線ターミナル出発ロビーに通信会社のサービスカウンターがあります(営業時間10:00~22:00)。到着ロビーにはありませんのでご注意ください。

Q. 交通系ICカードはどこで買えますか?

国際線ターミナル1階中央にあるファミリーマート(全家便利商店)で悠遊カードや一卡通を購入できます。

Q. コインロッカーはありますか?

はい、到着ロビーにコインロッカーがあります。大型ロッカーが3時間70台湾ドル、小型ロッカーが3時間50台湾ドルです(営業時間6:00~23:00)。

Q. 空港泊はできますか?

いいえ、台中空港は23:00~翌朝7:00の間は閉鎖されるため、空港泊はできません。

Q. 台中空港から市内へはどうやって行けばいいですか?

MRT(地下鉄)はないため、バス、タクシー、チャーターサービスのいずれかを利用する必要があります。

Q. バスの運行時間は?

302番バス: 6:45~22:45
500番バス: 6:00~22:00

早朝6時以前または深夜23時以降はバスが運行していないため、タクシーかチャーターを利用する必要があります。

Q. 深夜・早朝便で到着する場合はどうすればいいですか?

24時間対応のタクシー・Uberまたはtripoolのチャーターサービスを事前に予約しておくことをおすすめします。

 

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