台湾の祝日まとめ:人混みを避けて観光するコツと見逃せないイベント
台湾の祝日:1月
2025年1月の台湾の祝日は、1月1日の元旦と1月27日から始まる旧正月期間があります。
1月1日:元旦
元旦には、様々なイベントが台湾各地で開催されます。台北では、大晦日から年越しコンサートが行われ、台北101の華やかな花火は新年を迎える風物詩となっています。元旦当日は朝6時から総統府で国旗掲揚式と楽団演奏が行われ、この日は総統府が一般公開されます。
台北以外の地域でも、各県で国旗掲揚式や新年を祝う抽選会が開催されます。陽明山地区では七星山登山イベントが開かれ、参加者には記念品が贈られます。
初日の出を楽しみたい方には、新北市金瓜石の鼻頭角灯台がおすすめです。また、新北市三貂角灯台や福隆海水浴場、基隆市の外木山情人湖海岸道路、宜蘭県の南方澳展望台、太平山国家森林遊楽区なども、初日の出の絶景ポイントとして人気があります。これらの場所からは、新年最初の朝日を美しく望むことができます。
日の出スポットへの行き方ですが、電車やバスは大変混み合います。また、レンタカーを使う場合も駐車場が見つかりにくいことがあります。そこでおすすめなのが、tripoolの送迎サービスや貸切チャーターサービスです。時間単位で利用できるので、ゆっくりと観光を楽しめます。
1月25日~2月2日:春節・旧正月
2025年の台湾の旧正月(春節)は1月25日から2月2日までです。この期間は日本の年末年始に相当する、台湾の大型連休となります。
1月23日頃から、多くの台湾人が帰省のため移動を始めます。台湾高速鉄道や台湾鉄道などの公共交通機関は非常に混雑し、空港も海外から帰国する人々で賑わいます。空港送迎サービスをご予約の方は、この混雑を考慮して余裕を持った行動をおすすめします。
1月28日は旧正月の大晦日、29日は旧正月初日にあたり、この期間は多くの店舗が休業します。観光地は休暇を楽しむ人々で賑わいますが、台北の迪化街では旧正月限定の年貨大街が開かれるなど、この時期ならではの伝統的な祝祭の雰囲気を体験できます。
さらに、旧正月の後には「元宵節」という伝統行事が控えています。この時期には観光客に人気の「平渓天燈節」でランタン上げを体験できるほか、台湾各地でランタンフェスティバルが開催され、幻想的な光の祭典を楽しむことができます。
このように旧正月期間中は大変混雑しますので、人混みが苦手な方は避けた方がよいかもしれません。一方で、この時期にしか味わえない台湾の伝統文化や祝祭の雰囲気を体験したい方にとっては、絶好の機会となるでしょう。
台湾の祝日:2月
2025年2月の台湾の祝日は、2月28日の平和記念日があり、この日から3連休となります。
2月28日:平和記念日
平和記念日は、1947年2月28日に台湾で発生した衝突事件を追悼するために制定された記念日です。台湾の民主化の歴史において重要な意味を持つこの日は、祝賀的な雰囲気ではなく、歴史を振り返り、平和の大切さを考える厳粛な祝日となっています。2025年は金曜日にあたるため、2月28日から3連休となります。
台湾の民主化の歴史に関心がある方は、台北にある白色恐怖景美記念園区(台湾国家人権博物館)の見学がおすすめです。入場は無料で、サービスセンターでは日本語の音声ガイドを無料で借りることができます。この施設では、台湾の民主化の過程や歴史的背景について詳しく学ぶことができます。
台湾の祝日:3月
2025年3月は台湾に祝日はありません。
台湾の祝日:4月
2025年4月の台湾の祝日は、児童節と清明節があり、4月3日から6日まで4連休となります。
4月3日~4月6月:児童節と清明節
児童節は毎年4月4日に決まっていますが、清明節は太陽の位置によって日付が変わることがあります。清明節は日本のお盆に似た行事で、多くの人が故郷に帰って墓参りをします。
この時期の台湾の市場では、伝統的な食べ物の「潤餅(ルンピン)」と「草仔粿(ツァオザーグエ)」がたくさん売られています。潤餅は野菜、干し豆腐、お肉などを薄いクレープ生地で巻いた食べ物です。特に、台北の南機場夜市にある「吾旺再季 潤餅捲專賣」は有名で、2019年から2022年まで4年連続でミシュランガイドのビブグルマンに選ばれています。
南機場夜市はバス停から少し離れているので、tripoolの相乗りサービスを利用すると便利です。
台湾の祝日:5月
2025年5月の台湾では、5月1日の労働節が祝日となり、3連休になります。
5月1日:労働節
この連休期間中は、台北近郊の人気観光地が混雑すると予想されます。九份、平溪、基隆、陽明山、三峡老街、桃園の大溪老街などは特に混み合うでしょう。
台湾の祝日:6月
2025年の台湾の端午節は5月30日から6月1日までの3連休です。
5月30日~6月1日:端午節
端午節は中国の戦国時代の詩人「屈原」を偲ぶ行事として伝えられています。旧正月と同じように観光スポットは混み合いますが、見どころがたくさんあります。
特におすすめなのは「龍舟(ドラゴンボート)レース」です。台北では毎年「台北国際ドラゴンボートレース」が開催されており、開催場所は年によって変わります。たくさんの龍舟が競い合う様子は、箱根駅伝のように大変盛り上がります。
端午節の定番グルメは「粽子(ちまき)」です。鼎泰豐(ディンタイフォン)などのレストランの他、朝市や夜市の屋台でも販売されています。台湾ならではの「鹼粽(ジェンゾン)」という甘い粽子もあり、もちもちした食感と小豆、白砂糖、蜂蜜の餡が特徴です。
また、台湾の子供たちは邪気を払うために「香包」というお守りを身につけます。台北の迪化街では、かわいらしい香包が販売されており、漢方が入っているので体にも良いとされています。お土産としてもおすすめです。
台湾の祝日:7月
2025年7月の台湾には祝日はありませんが、夏休みシーズンということで観光客が多く訪れます。地元の人々だけでなく、ヨーロッパやアメリカなど、世界中からの観光客で賑わいます。
この時期は観光のハイシーズンとなり、主要な観光地や宿泊施設は混雑が予想されます。事前の計画と予約をおすすめします。
台湾の祝日:8月
2025年8月の台湾には祝日はありませんが、夏休みシーズンということで観光客が多く訪れます。地元の人々だけでなく、ヨーロッパやアメリカなど、世界中からの観光客で賑わいます。
この時期は観光のハイシーズンとなり、主要な観光地や宿泊施設は混雑が予想されます。事前の計画と予約をおすすめします。
台湾の祝日:9月
2025年9月は台湾に祝日はありません。
台湾の祝日:10月
2025年の台湾では、10月に2つの大きな祝日があります。
10月6日:中秋節
10月6日は中秋節で、3連休となります。中秋節は月を愛でる伝統的な行事で、台湾では独特の過ごし方があります。特徴的なのは、家族や友人と一緒に焼肉を楽しむ習慣です。この時期には多くの焼肉店やレストランが特別なセールキャンペーンを実施します。
中秋節の代表的なお菓子は月餅で、台湾中のお土産店で様々な種類が販売されます。特に台北犁記餅店(タイペイリージービンディエン)の月餅は有名です。伝統的な「緑豆椪(リョクトウパン)」は白い皮で緑豆のあんを包んだ甘いお菓子で、歴史ある味わいです。その他にも、「奶黄(ナイホアン)」「塩卵(シエンダン)」「豆沙(トウシャー)」などの定番の味も人気があります。
10月10日:国慶節
10月10日は台湾の国慶節(建国記念日)です。これは1911年の武昌起義が成功し、清朝が倒れて中華民国が設立されたことを記念する日です。
この日は台湾で最も重要な祝日の一つで、総統府前の広場では盛大な式典が行われます。夜になると総統府の建物をスクリーンにした光と映像のショー(プロジェクションマッピング)が開催されます。
さらに、毎年異なる都市で大規模な花火大会も開催されます。2024年は雲林県で開催されましたが、2025年の開催地はまだ発表されていません。また、台北101でも特別な花火ショーが行われ、台北の夜空を彩ります。
台湾の魅力にとりつかれた皆さん、この特別な日に台湾の建国記念日をお祝いしてみませんか。
台湾の祝日:11月
2025年11月は台湾に祝日はありません。
台湾の祝日:12月
2025年12月は台湾に祝日はありません。
台湾の祝日に関するよくある質問
Q:祝日期間中の観光で気をつけることは何ですか?
特に春節(旧正月)期間中は多くの店舗が休業するため、事前に営業状況を確認しておく必要があります。また、人気の観光地への移動については、予算に余裕がある場合、混雑を避けるため公共交通機関ではなく、貸切チャーターサービスの利用をおすすめします。
Q:祝日に合わせて台湾旅行を計画する際のアドバイスはありますか?
特に国慶節(建国記念日)や端午節(端午の節句)などの伝統的な祝日には、特別なイベントが開催されることが多いため、より良い体験のために2~3ヶ月前からの計画をおすすめします。これらの時期は人気が高く、早めの予約が必要となります。
Q:tripoolのチャーター・ハイヤーの予約方法を教えてください。
予約後は、tripoolのアプリをダウンロードしてください。アプリでメールに記載されている予約番号を入力すると過去のすべての予約を管理し照会できます。
乗車の30分前からは台北アリーナに向かうドライバーの位置情報をリアルタイムで確認できます。
また、チャット機能には自動翻訳機能があるため、ドライバーとは日本語で簡単なコミュニケーションが取れます。