食べ歩きなら永楽市場へ行くべき?1階グルメ・営業時間・行き方を台北のほかの市場と比べて解説
台北の永楽市場(永樂市場)は、迪化街のほぼ中心に建つ赤レンガの市場ビルです。
ただし、この市場には行く曜日と時間を間違えると、ほとんど何も食べられないという落とし穴があります。
この記事は、
- 永楽市場の1階で食べられる名店
- 周辺の食べ歩きスポット
- フロアごとに異なる営業時間と定休日
- MRT北門駅からの行き方
- 東門市場・南門市場・雙連朝市・晴光市場との違い
- 2階の布市場の歩き方
- 迪化街・大稻埕の見どころ
- 半日と1日のモデルコース
をご紹介します。
読み終えるころには、「何曜日の何時に行けばいいか」がはっきり決まっているはずです。
永楽市場(永樂市場)ってどんな場所?迪化街で外せない理由は?
永楽市場は、台北の問屋街・迪化街のほぼ中心に建つ赤レンガの市場ビルです。
「布市場」として紹介されることが多いのですが、食べ歩きの舞台になるのは1階の食品市場エリアです。
まずは建物の構造と、何時に行けば食べ物が揃っているのかを整理しておきましょう。

(画像出典:臺北市政府觀光傳播局の公式サイト)
永楽市場の基本情報とフロア構成は?
永楽市場の正式名称は「臺北市公有永樂市場」です。
布売り場は「永樂布業商場」とも呼ばれ、同じ建物のなかでフロアごとに性格が分かれています。
| 項目 | 内容 |
| 名称 | 永楽市場(正式名称:臺北市公有永樂市場/永樂布業商場) |
| 所在地 | 台北市大同区迪化街一段21号 |
| 最寄り駅 | MRT北門駅 3番出口から徒歩約8〜10分 |
| 開設 | 1908年(当時の名称は「公設永樂町食料品小賣市場」) |
| 現在の建物 | 1982年に旧市場を解体し、1985年に総合ビルとして開業 |
| すぐ隣 | 台北霞海城隍廟(縁結びで知られる廟) |
注目したいのは、開設当初の名前に「食料品」と入っている点です。
永楽市場はもともと食べ物の市場として始まった場所で、1階の食品エリアはその流れをそのまま受け継いでいます。
布の集積地として知られるようになったのは、大稻埕が紡績と布の一大拠点へ育っていった後のことです。
| フロア | 主な内容 | 食べ歩きとの関係 |
| 1階 | 生鮮食品・惣菜・小吃の屋台が並ぶ伝統市場 | ◎ ここが目的地 |
| 2階 | 布問屋フロア(台湾花布・綿プリント・帆布など) | △ 食後の寄り道向き |
| 3階 | 仕立て屋フロア(バッグ・洋服のオーダー) | △ 布を買った人向け |
| 8〜9階 | 大稻埕戲苑(台北市芸文推広処の伝統演劇の劇場) | △ 雨の日の避難先に |
1階で食べて、余力があれば2階の布を眺める。
この順番で回るのが、永楽市場のいちばん無理のない歩き方です。
💡tripoolからのアドバイス:8〜9階の大稻埕戲苑は入館無料で冷房も効いています。
急な雨や真夏の暑さから逃げ込める場所として覚えておくと安心です。
永楽市場の営業時間と定休日、食べ歩きに向いている時間帯は?
永楽市場でいちばん見落とされやすいのが、フロアによって営業時間も休みの曜日も違うという点です。
| フロア | 営業時間 | 休市日 |
| 1階(食品・小吃) | 08:00〜16:00 |
× 月曜 (旧暦1日・15日、2日・16日にあたる日は休まない) |
| 2階(布問屋) | 09:00〜18:00 | × 日曜 |
| 3階(仕立て屋) | 09:00〜18:00 | × 日曜 |
食べ歩き目的なら、避けるべき曜日ははっきりしています。
月曜です。
1階の食品エリアが休市となるため、永楽市場の食べ歩きは成立しません。
ただし例外があり、その月曜が旧暦の1日・15日、あるいは2日・16日にあたる場合は休まずに営業します。
台湾では旧暦のこれらの日にお供え物を用意する習慣があり、市場が休めないためです。
逆に、布売り場が休むのは日曜です。
日曜に訪れる場合、1階のグルメは楽しめますので、食べ歩きが目的なら日曜は問題ありません。
| 曜日 | 1階の食べ歩き | 2〜3階の布・仕立て |
| 月曜 | × 休市(旧暦により営業する日あり) | ◎ 営業 |
| 火〜土曜 | ◎ 営業 | ◎ 営業 |
| 日曜 | ◎ 営業 | × 休市 |
次に時間帯です。
1階の営業終了は16時ですが、実際にはそれよりずっと早く動きが止まります。
人気店の多くが数量限定で、売り切れ次第その日の営業を終えるためです。
とくにおこわ弁当の老舗として知られる林合發油飯は、正午前後には売り切れることがあります。
| 時間帯 | 市場の様子 | おすすめ度 |
| 08:00〜09:00 | 開場直後。準備中の店もある | △ 早すぎることも |
| 09:00〜11:00 | 店が出揃い、行列もまだ短め | ◎ おすすめ到着時間 |
| 11:00〜13:00 | ピーク。人気店は行列、売り切れも出はじめる | ○ 混雑覚悟で |
| 13:00〜16:00 | 閉める店が増える | × 食べ歩きには向かない |
到着のベストタイムは午前9時台です。
店が出揃ったタイミングで入れて、行列がふくらむ前に主要な店を回れます。
9時台に永楽市場へ入り、11時前に出れば、そのまま迪化街の散策に移れる時間配分になります。
💡tripoolからのアドバイス:1階の屋台は現金のみの店が多く、席のない持ち帰り中心の店も少なくありません。
小額紙幣と小銭、そして食べ歩き用のウェットティッシュを用意しておくとスムーズです。
永楽市場1階と周辺のグルメ、何が人気?
永楽市場の1階は、迪化街の食べ歩きの中心地です。
生鮮の売り場のあいだに、行列のできる老舗が点在しています。
ここでは市場のなかの名店と、市場を出てすぐの店を分けてご紹介します。

(画像出典:臺北市市場處の公式サイト)
永楽市場1階で食べられる名店は?
永楽市場の1階には、屋号ではなく屋台番号で場所が示される店が並びます。
迪化街側の1号門から入ると、主要な人気店は同じ通路沿いにかたまっていますので、迷う心配はほとんどありません。
| 店名 | 屋台番号 | 営業時間 | 定休日 | 名物 |
| 林合發油飯 | 1430 | 07:30〜12:00 | × 月曜 |
|
| 老竹子三發包子 | 1431 | 08:00〜18:00 | △ 月曜(祝日は営業) |
|
| 林良號潤餅 | 1506 | 09:30〜13:00 |
× 月曜 |
|
とくに名前が挙がるのが、油飯の林合發油飯です。
林合發油飯:正午には売り切れることがある老舗
永楽市場の入口近くにある、油飯(台湾風のおこわ)の老舗です。
台湾では男の子が生まれたお祝いに油飯を配る習慣があり、この店はその贈答用としても知られています。
ごま油の香りとほどよい弾力が特徴で、鶏ももや芋粿巧(タロイモの餅)を添えるのが定番です。
毎日つくる量が決まっており、売り切れ次第その日の営業を終えます。
閉店時刻は正午ですが、それより早く終わる日もあります。
老竹子三發包子:40年続く包子と「千層饅頭」の店

(画像出典:臺北市市場處の公式サイト)
創業は1985年で、40年の歴史があります。
初代店主は台南の出身で、南門市場から迪化街の旧市場へ移り、最後に現在の永楽市場へ入りました。
看板商品は2つあります。
ひとつは「千層饅頭」で、生地と餡を何層にも重ねて蒸した見た目の楽しい饅頭です。
あんこと緑豆の2色を合わせた紅緑豆、タロイモ、カスタードの3種類があります。
香料や着色料を使わないつくり方で、断面の大理石のような模様がそのまま素材の色です。
もうひとつは「竹筍肉包」で、具材が7〜8種類も入ることから「佛跳牆肉包」の愛称で呼ばれています。
ほかにもねぎ巻き、チャーシュー包、あんこ巻き、ごま包など20種類以上が並びます。
台湾の伝統的な米菓子も扱っています。
林良號潤餅:皮を目の前で焼く80年以上の老舗
潤餅(ルンピン)は、薄い小麦の皮で具材を巻いて食べる台湾式の生春巻きです。
この店は1930年代から1940年代にかけて林良氏が創業し、80年以上続いています。
永楽市場のなかでも、皮を客の前で1枚ずつ焼いている数少ない店です。
中身は紅焼肉、キャベツ、もやし、豆干(押し豆腐)、パクチー、錦糸卵、ピーナッツ粉などです。
味は原味、海苔、辛味、わさびの4種類から選べます。
油で揚げず、生のまま巻くため、揚げ物が続いたあとの口直しとしても食べやすい一品です。
日本のNHKが取材に訪れたこともあり、日本人旅行者にも知られるようになりました。
永楽市場を出てすぐ、周辺で食べ歩けるものは?
永楽市場の食べ歩きは、建物のなかだけでは終わりません。
裏手の民樂街と、正面の迪化街沿いにも、地元客が通う店が並んでいます。
| 店名 | 場所 | 営業時間・定休日 | 名物 |
| 民樂旗魚米粉 | 民樂街3号 | 06:00〜13:00 | カジキのだしでとった米粉(ビーフン) |
| 永樂蔥油餅 | 民樂街4号 | 11:30〜17:30 × 月曜 |
葱油餅、ドーナツ、ごま団子、カレーパン |
| 滋生青草店 | 民樂街8号 | 08:00〜19:00 × 日曜 |
青草茶、茅根茶、苦茶、氷砂糖アロエ |
| 蔡記古早味蚵嗲 | 民生西路362巷40号 | 10:00〜17:30 × 月曜 |
蚵嗲(牡蠣入りのかき揚げ) |
なかでも押さえておきたいのが、民樂旗魚米粉と滋生青草店の2軒です。
民樂旗魚米粉は、豚骨ではなくカジキからとっただしを使う米粉の店です。
あっさりした澄んだ味わいで、朝6時から開いています。
ただし土曜と日曜は休みで、平日でも売り切れ次第閉店しますので、週末に永楽市場を訪れる方は予定に入れないほうが安全です。

(画像出典:臺北市政府の公式サイト)
滋生青草店は、漢方薬材店を母体とする青草茶(薬草茶)の店です。
永楽市場の裏側を出た民樂街沿いにあります。
青草茶はすっきりとした後味で、歩き疲れた体をクールダウンさせてくれます。
苦茶という名前どおり苦いお茶や、甘く飲みやすい氷砂糖アロエなど、味の異なる数種類から選べます。
💡tripoolからのアドバイス:永楽市場の食べ歩きは、油飯や包子など粉ものと米ものが続くため、途中でのどが渇きます。
青草茶を1杯はさむと、そのあとの迪化街散策がぐっとラクになります。
永楽市場の食べ歩き、どう回れば効率がいい?
永楽市場の食べ歩きには、はっきりした時間の制約があります。
各店の営業時間を並べると、その理由が見えてきます。
| 時刻 | 状況 |
| 06:00 | 民樂旗魚米粉が開店(平日のみ) |
| 07:30 | 林合發油飯が開店 |
| 08:00 | 永楽市場1階が開場、老竹子三發包子が開店 |
| 09:30 | ◎ 林良號潤餅が開店。ほぼ全店が揃う |
| 10:00 | 蔡記古早味蚵嗲が開店 |
| 11:30 | 永樂蔥油餅が開店 |
| 12:00 | △ 林合發油飯が閉店。売り切れ次第終了 |
| 13:00〜15:00 | × 順次閉店。選択肢が大きく減る |
つまり、主要店がすべて開いているのは午前9時から正午までの約3時間です。
この3時間が、永楽市場の食べ歩きにおける実質的な勝負どころになります。
そして、もうひとつ確認しておきたいのが曜日です。
| 曜日 | 市場内の名店 | 民樂旗魚米粉 | おすすめ度 |
| 月曜 | × 主要店が一斉に休み | ◎ 営業 | × 避けたい |
| 木曜 | × 林良號潤餅休み | ◎ 営業 | × 避けたい |
| 火瘍、水曜、金曜 | ◎ 営業 | ◎ 営業 | ◎ ベスト |
| 土曜・日曜 | ◎ 営業(混雑) | ◎ 営業 | ○ 混雑覚悟で |
永楽市場の1階は月曜が休市日で、主要な名店の定休日もそこに揃っています。
月曜に食べ歩きを予定すると、ほとんどの店に振られてしまいます。
いちばん確実なのは、平日の火曜、水曜、金曜、午前9時台に到着する組み方です。
最後に、滞在時間ごとの回り方をまとめました。
| 滞在時間 | できること | 向いている人 |
| 30分 | 持ち帰りの店を2軒。 包子や油飯を買って歩きながら食べる |
迪化街散策のついでに寄りたい人 |
| 60分 | 座って食べる1軒+持ち帰り2軒。 標準的なおすすめの枠 |
朝ごはんをしっかり食べたい人 |
| 90分〜 | 市場内に加えて民樂街の周辺店まで。 青草茶で締める |
食べ歩きそのものが目的の人 |
どの店も一皿の量は控えめです。
2〜3人でシェアすれば、60分で4〜5種類は試せます。
💡tripoolからのアドバイス:1階の屋台は現金のみの店が多く、席のない持ち帰り中心の店も少なくありません。
小額紙幣・小銭と、食べ歩き用のウェットティッシュを用意しておくとスムーズです。
永楽市場と台北のほかの市場は何が違う?
台北には食べ歩きができる市場がいくつもあります。
そのなかで永楽市場を選ぶ理由はどこにあるのでしょうか。
ここでは東門市場・南門市場・雙連朝市・晴光市場と並べて、性格の違いを整理します。
台北の主要市場を比べるとどうなる?
まずは5つの市場を、性格・営業の中心時間・観光客の比率・向いている人の4つの軸で並べてみます。
| 市場 | 性格 | 営業の中心 | 観光客の比率 | 食べ歩きで向いている人 |
| 永楽市場(大同区) | 1階が食品市場、2〜3階が布市場という複合型 | 朝〜昼 | 高い | 朝ごはんと迪化街の街歩きを1か所でまとめたい人 |
| 東門市場 | 永康街に隣接する朝の伝統市場 | 朝〜昼 | 低め | 永康街とセットで朝の食べ歩きをしたい人 |
| 南門市場 | 2023年に建て替えられた室内型の総合市場 | 朝〜夜 | 中くらい | 惣菜や手土産をしっかり買って帰りたい人 |
| 雙連朝市 | 全長約300mの路上の青空朝市 | 朝のみ | 中くらい | 台湾の朝の生活風景ごと味わいたい人 |
| 晴光市場 | 昼を中心に動くローカル市場。夜は隣の屋台街が主役 | 昼〜夜 | 低め | 午後や夜に市場へ行きたい人 |
並べてみると、永楽市場の位置づけがはっきりします。
ほかの4つはいずれも食べ物が主役の市場です。
永楽市場だけが、1階の食べ歩きと2〜3階の買い物が同じ建物のなかで完結する複合型になっています。
営業時間・定休日で選ぶならどこ?
市場選びでいちばん失敗しやすいのが、休みの曜日と時間帯の確認漏れです。
永楽市場の1階は月曜が休市日で、主要な名店の定休日もそこに揃っています。
つまり月曜に永楽市場の食べ歩きを予定すると、ほとんど何も食べられません。
そこで、月曜に台北で市場へ行きたい場合の代わりの候補も含めて整理しました。
| 市場 | 営業時間の目安 | 定休日 |
| 永楽市場(1階の食品) | 08:00〜16:00 |
× 月曜 (旧暦1日・15日、2日・16日は営業) |
| 永楽市場(2〜3階の布) | 09:00〜18:00 | × 日曜 |
| 東門市場 | 07:00〜14:00頃 | × 月曜休みの店が多い |
| 南門市場 | 07:00〜19:00 | × 月曜 |
| 雙連朝市 | 07:00〜14:30頃 (12時以降は店じまいが増える) |
◎ 基本なし |
| 晴光市場 | 09:00〜21:00 | ◎ 市場としては設定なし |
ここから、月曜の弱さがはっきり見えてきます。
永楽市場・東門市場・南門市場は、いずれも月曜が休みです。
月曜に市場の食べ歩きをしたいなら、雙連朝市か晴光市場を選ぶのが確実です。
| 訪問日 | 永楽市場の食べ歩き | おすすめの組み合わせ |
| 月曜 | × 休市 | 雙連朝市(朝)または晴光市場(昼〜夜)に振り替え |
| 火〜金曜 | ◎ ベスト | 永楽市場+迪化街。どの市場とも自由に組める |
| 土曜・日曜 | ◎ 営業(混雑) | 永楽市場+南門市場。どちらも週末に営業 |
💡tripoolからのアドバイス:台北で市場をはしごするなら、火曜から金曜のあいだに1日確保するのがいちばん自由が利きます。
月曜は主要な市場が重なって休むため、市場以外の予定を入れるのが賢明です。
目的別に選ぶならどこ?
次に、何を食べたいか、何を持ち帰りたいかで選ぶ場合の目安です。
| やりたいこと | おすすめの市場 | 理由 |
| 朝ごはんを市場で食べる | 永楽市場 | 油飯・包子・潤餅・刺身が同じフロアに揃う |
| 朝の食べ歩きを路地で楽しむ | 東門市場 | 水餃子や粉ものの店が永康街まで連なる |
| 食品のお土産をまとめ買い | 南門市場 | 乾物・菓子・ナッツが充実。 室内なので天候に左右されない |
| 台湾の朝の生活を眺める | 雙連朝市 | 路上の青空市場そのものが生活の場 |
| 午後や夜に市場へ行く | 晴光市場 | 21時まで営業。隣接する夜市が夜の主役になる |
| 食べたあとに買い物もしたい | 永楽市場 | 同じ建物の2〜3階が布市場、外に出れば迪化街の問屋街 |
永楽市場ならではの特徴は?
ここまでの比較をふまえて、永楽市場の強みと弱みを正直に整理します。
まず認めておきたいのは、純粋な食べ歩きの店数だけなら、東門市場や雙連朝市のほうが多いという点です。
永楽市場の1階は建物のなかに収まっており、路地が延々と続くタイプの市場ではありません。
では永楽市場を選ぶ理由は何か。
移動しなくても、次の予定につながることです。
| 永楽市場が向いている人 | ほかの市場のほうが合う人 |
| 朝ごはんのあと、そのまま迪化街を歩きたい | 市場の食べ歩きだけに時間を使いたい |
| 食べたあとに布や乾物の買い物もしたい | 路地を歩き回る雰囲気を重視したい |
| 座って食べられる店がほしい(冷房あり) | 立ち食い中心の朝市の空気を味わいたい |
| 雨の日でも屋内で過ごせる場所がほしい | 月曜しか市場に行ける日がない |
| 霞海城隍廟の参拝もあわせて予定している | 夜に市場へ行きたい |
💡tripoolからのアドバイス:東門市場は2026年7月末から建て替え工事が始まっており、内市場は解体、外市場は営業を継続しています。
完成は2030年の予定です。
永楽市場2階の布市場では何が買える?布の買い方は?
1階でお腹を満たしたら、階段かエスカレーターで2階へ上がってみてください。
食べ物の匂いが消えて、布の繊維の匂いに変わります。
ここからが、永楽市場のもうひとつの顔です。
手芸をしない方でも、歩いて眺めるだけで十分に楽しめるフロアです。

(画像出典:臺北市政府觀光傳播局の公式サイト)
永楽市場2階の布市場では何が買える?
永楽市場の2階と3階には、布を扱う店が100軒以上集まっています。
| 種類 | 特徴 | こんな人に |
| 台湾花布 | 牡丹などの大柄と鮮やかな赤が特徴の伝統柄 | 台湾らしいお土産がほしい人 |
| 綿プリント | 動物柄、北欧風、日本製・韓国製の輸入生地も | 手芸で小物をつくる人 |
| 帆布 | 厚手で丈夫。バッグ向き | トートバッグをつくりたい人 |
| キルト芯・裏地 | 台湾製のキルト芯は種類が豊富 | 本格的に縫う人 |
| レース・ボタン・ファスナー | 副資材の専門店が周辺の路地にも集まる | 細かい材料を探している人 |
| 完成品の小物 | バッグや巾着など、縫製済みの商品 | 裁縫をしないけれど布柄がほしい人 |
永楽市場の布市場は、買って終わりではありません。
3階には長年営業している仕立て屋の工房が並び、2階で買った布をそのまま持ち込めます。
カーテン、クッションカバー、寝具、バッグなどをオーダーできます。
2階のなかにも、布の端をほつれ止めする「拷克(ロックミシンのかがり加工)」を請け負う店があります。
クッションカバーやテーブルクロスをつくるだけなら、この加工だけで足りることも多いです。
💡tripoolからのアドバイス:仕立てには数日から1週間ほどかかることがあります。
依頼する場合は、必ず最初に「いつ台湾を発つか」を伝えて、受け取り日を確定させてください。
布の買い方の手順は?
台湾で布を買うとき、日本のようにメートルでは通じません。
使われるのは「碼(マー)」という単位です。
| 単位 | 長さ | 使い方 |
| 碼(マー) | 1ヤード=約91cm | 布の長さの基本単位。値札はこの単位で表示される |
| 尺(チー) | 1台尺=約30.3cm | 細かい長さや、幅を表すときに使われる |
| 幅(寬幅) | 生地の横幅 | 同じ1碼でも幅で取れる量が変わる。見積もりに必須 |
この3つのうち、見落とされやすいのが「幅」です。
同じ1碼でも、幅が広い生地と狭い生地では、つくれるものの大きさがまったく違います。
店側も幅がわからないと見積もりが出せませんので、「何をつくりたいか」を先に伝えるのが確実です。
| 買う量 | 長さ | つくれるものの目安 |
| 1碼 | 約91cm | クッションカバー1枚程度 |
| 3碼 | 約2.7m | トートバッグ数個分 |
| 5碼 | 約4.5m | 洋服1着+小物 |
実際の買い方は、次の流れです。
- 気になる生地を見つけ、値札またはスタッフに1碼あたりの単価を確認する
- つくりたいものを伝え、必要な碼数と幅を相談する
- その場でロールからカットしてもらう
- 会計する(現金が基本)
単価は生地の種類、素材、産地によって大きく変わります。
台湾製は日本製や欧米製の輸入生地より手ごろな価格帯です。
具体的な金額は店ごとに異なりますので、現地の値札で必ずご確認ください。
永楽市場で布を買うときの注意点は?
永楽市場の布市場には、事前に知っておくと失敗しにくいポイントがいくつかあります。
| ポイント | 内容 |
| 開店時間 | △ 公式の営業開始は9時だが、実際は9時半〜10時に開ける店が多い |
| 定休日 | × 日曜は大半の店が休み。布目当てなら日曜は避ける |
| 店の探し方 | フロアが迷路状のため、店名より入口の番号札で探すほうが確実 |
| 支払い | △ 現金中心。カード非対応の店もある |
| 値段交渉 | 問屋街のため極端な値切りは歓迎されない。まとめ買い時に相談する程度に |
| 返品 | × カット後の返品・交換は基本的にできないと考える |
| 言語 | 日本語が通じない店も多い。翻訳アプリか、つくりたいものの画像を用意 |
とくに大切なのが、「何をつくりたいか」を決めてから行くことです。
店舗数が多いため、目的がないまま歩くと選びきれずに終わってしまいます。
つくりたいものの写真をスマートフォンに入れておけば、言葉が通じなくても相談できます。
永楽市場への行き方は?
永楽市場は台北駅から約1.5km、MRT北門駅からは徒歩10分弱の場所にあります。
けっして不便な立地ではありませんが、どのルートを選んでも最後は10分前後歩くことになります。
ここでは主な行き方を並べたうえで、どんなときにどれを選べばいいのかを整理します。
台北市内から永楽市場までの主なアクセス手段は?
永楽市場へのアクセスは、大きく5つに分けられます。
- MRT松山新店線「北門」駅から徒歩(最寄り駅ルート)
- 台北駅から地下街を通って徒歩(暑さと雨を避けられるルート)
- 路線バス(迪化街・南京西路方面の停留所を利用)
- タクシー(ドアツードア)
- 予約制タクシー・専用車送迎(ドアツードア・事前予約制)
このうち、旅行者が実際によく使うのは最初の2つです。
永楽市場の住所は台北市大同区迪化街一段21号で、台北霞海城隍廟のすぐ隣、赤レンガの建物が目印になります。
移動手段ごとの所要時間と料金の考え方は?
それぞれの手段を横並びで比べると、選ぶ基準がはっきりします。
| 手段 | 所要時間の目安 | 料金相場の考え方 | 徒歩・乗り換え | こんな人向け |
| MRT北門駅+徒歩 | 駅から約8〜10分 | 最安クラス | 地上を徒歩 | ◎ 身軽に安く行きたい人 |
| 台北駅から地下街+徒歩 | 約15〜20分 | 交通費なし | 地下街を長く歩く | 台北駅周辺に泊まっている人 |
| 路線バス | 約15〜25分+徒歩 | 最安クラス | 停留所からさらに徒歩 | 停留所がホテルの近くにある人 |
| タクシー | 約10〜20分 (※交通状況による) |
中(※メーター実費) | ◎ なし | 少人数で手早く移動したい人 |
| 予約制タクシー・専用車送迎 | 約10〜20分 (※交通状況による) |
やや高め | ◎ なし(ドアツードア) | 大荷物・子連れ・グループの人 |
結論からいえば、食べ歩きだけが目的なら、MRTと徒歩で十分です。
永楽市場は駅から近く、道もほぼ一直線です。
MRTと徒歩で行く場合の具体的な手順は?
ルート1:MRT北門駅から歩く(おすすめ)
いちばんシンプルなのが、MRT松山新店線(緑色のライン)の北門駅を使うルートです。
- 北門駅で下車し、3番出口から地上へ出る
- 塔城街を南京西路の方向へまっすぐ進む
- 鄭州路、市民大道の交差点を越えてさらに直進する
- 南京西路に近づいたところで迪化街一段に入る
- 台北霞海城隍廟の隣、赤レンガの建物が永楽市場
所要時間は8分から10分ほどです。
曲がる回数が少なく、細い路地に入らないルートなので、初めてでも迷いにくいのが利点です。
ルート2:台北駅から地下街を歩く(雨と暑さを避けたい日)
台北駅に泊まっている場合は、地上に出ずに台北地下街(Y区)を通って向かうこともできます。
目指すのはY27出口です。
ここを出れば、迪化街の南側までおよそ400m、徒歩5分から10分ほどで着きます。
ただし注意点があります。
台北駅からY27までは地下街をほぼ端から端まで歩くことになり、地下だけでかなりの距離を移動します。
雨の日や真夏には有効ですが、時間そのものが短くなるわけではありません。
天気がよければ、北門駅まで一駅乗ってから歩くほうが早く着きます。
ルート3:路線バスで向かう
ホテルの近くに停留所があるなら、バスも選択肢になります。
| 停留所 | 主な路線 | 徒歩 |
| 迪化街口(永樂市場) | 紅25 | ◎ 約1分 |
| 南京西路口(塔城街) | 9、250、255、302、304、639、660、704、757、785、797 | 約5分 |
| 延平一站(南京) | 250、302、304、639、660、757、797,紅25ほか | 約5分 |
MRT中山駅、雙連駅、大橋頭駅からバスに乗り換えて向かうこともできます。
いずれも南京西路方面の停留所で降りて、徒歩5分ほどです。
予約制タクシー・チャーターが向いているのはどんなとき?
ここまで見てきたとおり、永楽市場そのものへ行くだけなら、公共交通で十分にたどり着けます。
永楽市場のためだけに車を手配するのは、正直なところ効率がよいとはいえません。
判断が分かれるのは、次のような日です。
| MRTと徒歩で十分な人 | 車を検討したい人 |
| 朝ごはんを食べて迪化街を歩くだけ | 迪化街で乾物やお土産をまとめ買いする |
| 大人だけで身軽に動ける | 小さな子ども連れ、または高齢の家族と一緒 |
| 市場のあとも台北市内で完結する | 市場のあと十分・九份など郊外へ向かう |
| 滞在中いつでも行ける日程 | 到着日や帰国日で、スーツケースを持っている |
とくに相性がいいのが、午前中に永楽市場で朝ごはんを食べてから、その足で郊外へ向かう日です。
市場を出てすぐ車に乗れるため、荷物を持ったまま駅まで10分歩き直す必要がありません。
| サービス | こんなときに | 特徴 |
| 空港送迎 | 桃園・松山空港 ⇔ ホテル | 片道・ドアツードア。早朝や深夜の便でも事前予約制で料金が明確 |
| 専用車送迎 | ホテル→迪化街など、A地点からB地点への片道 | 貸切で相乗りなし。乗り換えなしで直行。往復は2回予約が必要 |
| 2〜12時間制貸切チャーター | 半日・1日で迪化街+他スポットを周遊 | 時間内は乗り降り自由。買った荷物を車に置いたまま次へ移動できる |
チャーターは運転手付きの貸切送迎です。
tripoolは日本語で予約できます。
前日朝6時(台湾時間)まで無料キャンセルが可能です。
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tripoolの送迎・チャーターはどんなサービス?
tripoolは、台湾全土でドアツードアの送迎を提供している配車サービスです。
空港送迎から時間制の貸切チャーターまで、公式サイトとアプリの両方が日本語に対応しています。
車種とオプション:
空港送迎と時間制チャーターでは、車種を選べます。
| 車種 | 定員 |
| セダン | 5人乗り |
| SUV | 5人乗り |
| ワゴン | 9人乗り |
オプションとして、ベビーシート・チャイルドシートのレンタルが可能です。
ペット同伴可能な車両や、空港での名前入りプラカードによる出迎えにも対応しています。
途中で複数の乗降地点を追加することもできます。
予約から乗車までの流れ:
- アプリまたはシミュレーションバーで乗車地と最終下車地を入力
- 乗車日時・人数を選択。時間制貸切の場合は立ち寄り先も追加
- クレジットカードで支払い
- 予約詳細がメールで届く
- 当日のスムーズな合流のため、事前にアプリをダウンロードしておく
- 乗車前日の台湾時間20時にドライバー情報がメール・アプリに届く
- 乗車当日、乗車30分前からアプリでドライバーの位置をリアルタイム確認
- アプリのメッセージ機能でドライバーと乗車位置を確認して乗車
💡 お得に利用したい方へ:紹介コード 「tripoolblog」 でアプリをダウンロードして予約するとお得にご利用いただけます。
アプリを入れておけば、リアルタイム位置追跡・翻訳機能付きメッセージ・スケジュール管理・かんたん予約といった機能をフルに活用できます。
レンタカーで行く場合の駐車場は?
自分で運転して向かう場合、永楽市場の地下(B1)に駐車場があります。
永昌街側、霞海城隍廟に近い入口から入ります。
高さ制限が2mありますので、背の高い車では入れません。
満車のときは、大稻埕公園地下駐車場、塔城公園地下駐車場、市民大道(塔城段)駐車場などが徒歩圏にあります。
ただし迪化街周辺は道が狭く、週末や旧正月前は非常に混雑します。
運転に慣れていない方には、あまりおすすめできる方法ではありません。
永楽市場を含む台北の半日・1日モデルコースは?
永楽市場は、それ単体で半日を使う場所ではありません。
朝ごはんを食べて、迪化街を歩いて、そのまま次の予定へつなげる。
この流れで組むのが、いちばん時間を無駄にしない使い方です。
ここでは滞在時間と目的別に、4つのモデルコースをご紹介します。
いずれも午前9時台に永楽市場へ到着することを前提にしています。
半日で回るモデルコースは?
午前中だけを使う、いちばん標準的なプランです。
| 時刻 | 行き先 | 過ごし方 |
| 09:00 | 永楽市場1階 | 主要店が出揃う時間。朝ごはんの食べ歩き |
| 10:30 | 台北霞海城隍廟 | 市場のすぐ隣。縁結びの参拝で30分ほど |
| 11:00 | 永楽市場2〜3階 | 布市場を見学。日曜は休みなので注意 |
| 12:00 | 迪化街 | 乾物・漢方の問屋街とレトロ建築を散策 |
| 13:00 | 解散 | MRT北門駅まで徒歩約10分 |
この組み方なら、永楽市場の1階も2階も一度に押さえられます。
午後は別のエリアに移動できますので、台北滞在が短い方にも組み込みやすいプランです。
1日かけて大稻埕を回るモデルコースは?
朝ごはんから夜市まで、大稻埕エリアだけで1日を過ごすプランです。
移動距離が短く、ほとんど徒歩で完結するのが利点です。
| 時刻 | 行き先 | 過ごし方 |
| 09:00 | 永楽市場1階 | 朝ごはんの食べ歩き |
| 10:30 | 台北霞海城隍廟 | 参拝 |
| 11:00 | 永楽市場2〜3階 | 布市場を見学、必要なら仕立ての相談 |
| 12:30 | 迪化街 | 乾物・お土産の買い物、リノベカフェで休憩 |
| 15:00 | 大稻埕戲苑(8〜9階) | 入館無料・冷房あり。暑い時間帯の避難先 |
| 16:30 | 大稻埕埠頭 | 淡水河の夕景。コンテナ市集で一杯 |
| 18:00 | 寧夏夜市 | 17時ごろから営業。夕食はここで |
大稻埕埠頭は永楽市場から徒歩10分ほど、寧夏夜市はそこからさらに徒歩圏です。
夜市の最寄りはMRT雙連駅で、1番出口から徒歩8分ほどですので、帰りの足にも困りません。
💡tripoolからのアドバイス:このプランの弱点は午後に荷物が増えることです。
迪化街で乾物やお土産を買う予定なら、15時前後に一度ホテルへ置きに戻る時間を組み込んでおくと、夕方以降がラクになります。
朝ごはんのあと郊外へ出るモデルコースは?
永楽市場の朝ごはんを起点にして、午後は九份や十分といった郊外へ向かうプランです。
台北滞在が短く、1日で市場と郊外の両方を回りたい方に向いています。
ただし、この組み方には注意点がひとつあります。
早く出発するほど、食べられる店が減るということです。
| 市場を出る時刻 | 食べられる店 | 郊外での時間 |
| 09:00に出発 | △ 林合發油飯など早朝から開く店のみ | ◎ たっぷり使える |
| 10:30に出発 | ◎ 丸隆生魚行・林良號潤餅も間に合う | ○ 半日ほど使える |
| 12:00に出発 | ◎ 老竹子三發包子まで全店 | ○ 九份の夕日が見られる |
永楽市場の主要店をひととおり回ったうえで、午後を郊外にあてられます。
| 時刻 | 行き先 |
| 10:00 | 永楽市場で朝ごはん、霞海城隍廟を参拝 |
| 12:00 | 迪化街から出発 |
| 13:00 | 十分(ランタン上げ・十分瀑布) |
| 15:00 | 九份(老街の散策・茶藝館) |
| 17:00 | 九份の夕景を見てから台北市内へ |
| 18:00 | 台北市内に到着 |
このプランを公共交通で組もうとすると、迪化街からMRTで台北駅へ戻り、鉄道に乗り換え、さらにバスへ、という流れになります。
朝の市場で買ったお土産を持ったまま、この乗り換えを繰り返すことになる点が難所です。
時間制の貸切チャーターなら、市場を出てすぐ車に乗り、荷物は車に置いたまま次のスポットへ移動できます。
チャーターは運転手付きの貸切送迎で、時間内は乗り降り自由です。
到着日や帰国日に組み込むモデルコースは?
永楽市場は台北駅からも近く、空港からのアクセスも悪くありません。
到着日の午前便、あるいは帰国日の夜便であれば、旅程に組み込めます。
| パターン | 流れ | 注意点 |
| 到着日 | 空港→ホテルに荷物を預ける→永楽市場→迪化街 | × 16時以降の到着では市場が閉まっている |
| 帰国日 | 永楽市場で朝ごはん→ホテルで荷物回収→空港 | △ 夕方以降の便でないと時間が足りない |
どちらの場合も、スーツケースを持ったまま永楽市場へ行くのは避けたほうが賢明です。
迪化街は歩道が狭く、市場の通路も人が多いため、大きな荷物を引いての移動には向きません。
空港送迎でホテルまで直行し、荷物を置いてから身軽に向かうのが現実的な組み方です。
コースを組むときに気をつけることは?
最後に、どのプランを選ぶ場合でも共通する注意点をまとめます。
| 項目 | 確認すること |
| 曜日 | × 月曜は1階が休市。食べ歩きは成立しない |
| 到着時刻 | ◎ 9時台がベスト。13時を過ぎると閉める店が増える |
| 荷物 | 買い物をする日は、置きに戻る時間か車の手配を先に考える |
| 支払い | △ 市場も布市場も現金中心。台湾ドルを用意 |
| 天候 | 雨天時は大稻埕戲苑(8〜9階)や市場内で時間調整できる |
とくに大切なのが曜日です。
永楽市場とあわせて回りたい迪化街・大稻埕のスポットは?
永楽市場の食べ歩きは、1時間から1時間半ほどで一段落します。
そのあと、どこへ流れるか。
幸い、見どころのほとんどが永楽市場から徒歩圏内に集まっています。
| スポット | 徒歩 | 向いている時間帯 |
| 台北霞海城隍廟 | ◎ すぐ隣 | 朝〜夕方 |
| 屈臣氏大藥房(小藝埕) | 約2分 | 午前〜夕方 |
| 迪化街の問屋街 | ◎ 目の前 | 午前〜夕方 |
| 迪化街十連棟 | 約8分 | 午前〜夕方 |
| 星巴克 保安門市 | 約8分 | いつでも |
| 新芳春茶行 | 約10分 | 午前〜夕方(月・火休館) |
| 大稻埕埠頭 | 約10分 | 夕方 |
永楽市場のすぐ隣、台北霞海城隍廟はどんな場所?
永楽市場を出て左を見ると、すぐに小さな廟があります。
これが台北霞海城隍廟です。
創建は1859年で、160年以上の歴史があります。
ここが有名なのは、縁結びの神様である月下老人を祀っているからです。
台湾でも指折りの縁結びの廟として知られ、日本からの参拝者も少なくありません。
敷地はけっして広くありませんが、平日でも参拝の列ができています。
永楽市場の1階が開いている時間帯なら、まず閉まっている心配はありません。
迪化街のレトロ建築、どこを見ればいい?
迪化街のもうひとつの魅力が、修復されて残る古い建築です。
屈臣氏大藥房(小藝埕)

(画像出典:臺北市政府觀光傳播局の公式サイト)
北門駅の方向から迪化街に入ると、最初に目に入る赤レンガの洋館です。
かつて薬局だった建物で、現在は台北市の古蹟に指定されています。
中には「小藝埕」という商業施設が入り、手作り雑貨やデザイン商品の店が並びます。
迪化街十連棟

(画像出典:台灣交通部觀光署の公式サイト)
かつて大規模な精米業を営んだ一族の建物群を、赤レンガで整備して残したエリアです。
旧来の建物の正面部分とアーケード構造がそのまま保存されています。
現在はクリエイターやショップが入居しており、歩きながら覗いていけます。
星巴克 保安門市

パイナップル缶詰で財を成した大稻埕の富豪、葉金塗の旧邸を利用したカフェです。
赤レンガのバロック様式の外観がそのまま残されており、内部にはアーチ構造が保存されています。
時間帯を選ばず休憩に使えるのが便利な点です。
新芳春茶行

1934年に建てられた、茶商の店舗兼住宅です。
大稻埕がお茶の輸出で栄えた時代の姿を、住居と商売の空間がひとつになった形のまま残しています。
2009年に台北市の古蹟に指定され、修復を経て公開されています。
1階と2階では、当時の製茶や販売の様子を再現した展示が見られます。
💡tripoolからのアドバイス:新芳春茶行の休館日は月曜と火曜です。
永楽市場の1階も月曜が休みですので、月曜は大稻埕そのものを避けるほうが賢明です。
夕方から夜はどう過ごす?
大稻埕は、夕方になると表情が変わります。
大稻埕埠頭

(画像出典:臺北市政府觀光傳播局の公式サイト)
永楽市場から西へ徒歩10分ほど、淡水河のほとりに出ます。
ここは台北でも指折りの夕景スポットとして知られています。
河岸にはコンテナを利用した屋台街があり、正午から深夜まで営業しています。
川風を浴びながら一杯飲んで、日が沈むのを待つのが定番の過ごし方です。
サイクリングロードも整備されており、自転車を借りて河沿いを走ることもできます。
寧夏夜市

(画像出典:臺北市政府觀光傳播局の公式サイト)
大稻埕から東へ移動すると、寧夏夜市があります。
営業はおよそ17時からで、深夜まで続きます。
規模はさほど大きくありませんが、昔ながらの台湾料理の屋台が高い密度で集まっているのが特徴です。
最寄りはMRT雙連駅で、1番出口から徒歩8分ほど。
永楽市場で朝ごはんを食べ、迪化街を歩き、埠頭で夕日を見て、夜市で夕食をとる。
この流れなら、1日を通してほとんど電車に乗らずに過ごせます。
永楽市場についてよくある質問は?
最後に、永楽市場を訪れる前によく寄せられる疑問をまとめました。
Q. 永楽市場の定休日はいつですか?
フロアによって休みの曜日が違います。
1階の食品エリアは月曜、2〜3階の布市場は日曜が休みです。
ただし1階には例外があり、その月曜が旧暦の1日・15日、または2日・16日にあたる場合は営業します。
台湾ではこれらの日にお供え物を用意する習慣があるためです。
Q. 食べ歩きに行くなら何時がいいですか?
午前9時台の到着がおすすめです。
1階の開場は8時ですが、主要な店がすべて揃うのは9時から正午までの約3時間です。
人気の油飯の店は正午に閉まり、それより早く売り切れる日もあります。
13時を過ぎると閉める店が増えますので、午後からの訪問は避けたほうが確実です。
Q. 食べ歩きだけなら、どのくらい時間が必要ですか?
持ち帰りの店を2軒ほど回るだけなら30分で足ります。
座って食べる店を1軒はさむなら60分、周辺の店まで足を延ばすなら90分が目安です。
一皿の量は控えめですので、2〜3人で分け合えば60分で4〜5種類は試せます。
Q. クレジットカードは使えますか?
1階の屋台も2階の布市場も、現金が中心です。
カードに対応していない店も少なくありません。
小額紙幣と小銭を用意しておくと、会計がスムーズです。
Q. 日本語は通じますか?
通じない店のほうが多いと考えておいてください。
ただし、ほとんどの店は指差しで注文できます。
翻訳アプリを用意しておけば、まず困ることはありません。
布を買う場合は、つくりたいものの写真をスマートフォンに入れておくと相談しやすくなります。
Q. 座って食べられる店はありますか?
ほかの多くの店は持ち帰りが中心で、席はありません。
Q. ひとりでも入りやすいですか?
問題ありません。
持ち帰りの店は1個から買えますし、座って食べる店にもカウンター席があります。
Q. 子ども連れでも大丈夫ですか?
市場のなかは通路が狭く、時間帯によってはかなり混み合います。
ベビーカーでの移動はしづらい環境です。
混雑を避けたい場合は、開場直後の午前中の早い時間を選ぶとよいでしょう。
Q. 布は少しだけでも買えますか?
買えます。
台湾では「碼(マー)」という単位が使われ、1碼=1ヤード=約91cmから購入できます。
1碼あればクッションカバー1枚程度がつくれます。
注文するときは長さだけでなく、生地の幅も一緒に確認してください。
同じ1碼でも、幅によってつくれるものの大きさが変わります。
Q. 3階の仕立ては当日中に受け取れますか?
内容によります。
布端のほつれ止めのような簡単な加工なら短時間で済むこともありますが、バッグや洋服のオーダーは数日から1週間ほどかかります。
依頼するときは、まず「いつ台湾を発つか」を伝えて、受け取り日を先に確定させてください。
Q. スーツケースを持ったまま行けますか?
おすすめできません。
迪化街は歩道が狭く、市場の通路も人通りが多いためです。
到着日や帰国日に立ち寄る場合は、先にホテルへ荷物を置いてから、身軽に向かうのが現実的です。
Q. 雨の日でも楽しめますか?
楽しめます。
永楽市場は屋内ですので、市場のなかにいるかぎり雨の影響はありません。
同じ建物の8〜9階には大稻埕戲苑という劇場施設があり、入館無料で冷房も入っています。
台北駅から向かう場合は、地下街を通ってY27出口へ抜けるルートを使えば、地上を歩く距離を減らせます。
Q. 送迎は往復まとめて予約できますか?
空港送迎と専用車送迎は、いずれも片道のサービスです。
往復で利用する場合は、行きと帰りで2回の予約が必要になります。
半日や1日でエリアを回りたい場合は、時間制の貸切チャーターのほうが向いています。
チャーターは運転手付きの貸切送迎で、時間内は乗り降り自由です。
ただし観光ガイドや行程の手配は含まれませんので、行き先は事前に決めておいてください。
tripoolは日本語で予約できます。
前日朝6時(台湾時間)まで無料キャンセルが可能です。

