台北ホテル選びの決定版!エリア別おすすめ【2025年最新】グルメ・交通・買い物を徹底考慮した宿泊地ガイド
台北旅行でホテル選びに迷っていませんか?
エリアによって交通の利便性、グルメ環境、観光アクセス、宿泊費用が大きく異なる台北では、自分の旅行スタイルに合ったエリア選びが成功の鍵となります。
この記事では、台北の主要9エリアの特徴と、おすすめの日系ホテルを詳しくご紹介します。
初めての台北旅行から リピーターまで、あなたにぴったりのホテルエリアが見つかるはずです。
台北駅周辺エリアのおすすめホテル
桃園空港からMRTで台北市内へ移動する際は、必ず台北駅を経由します。
台北駅は交通の要所として、市外へ向かう台湾高速鉄道や台湾鉄道、バスターミナルが集約されており、市内移動に便利なMRT各線も乗り入れています。
九份や十分、基隆などの人気観光地へアクセスする旅行者にとって、これほど便利な立地はありません。
現地ツアーに参加する場合も、台北駅が集合場所に設定されることが多いため、このエリアのホテルを選んでおけば移動時間を大幅に短縮できます。
交通の利便性に加えて、台北駅周辺エリアには本格的な屋台グルメやB級グルメレストランが数多く点在しており、お土産購入に便利なスーパーやコンビニも充実しているため、滞在中の生活機能も申し分ありません。
ただし、台北駅周辺エリアでホテルを選ぶ際の注意点もあります。
台湾では住宅エリアと商業施設の境界が曖昧なため、夜遅くまで街の騒音が続く場合があります。
また、台北駅近辺は人口密度が高いエリアのため、一定レベル以上のおすすめホテルを選ばないと、客室が想像以上に狭い可能性があります。
予約サイトの写真だけで判断すると、実際にはスーツケースを広げるスペースさえない、ということも起こりえるので注意が必要です。
おすすめの日系ホテル:ホテルグレイスリー 台北
(画像出典:ホテルグレイスリー 台北)
藤田観光グループ(ワシントンホテル系列)が運営する、台北エリアでも特におすすめの日系ホテルです。
厳密には台北駅の徒歩圏内ではなく、MRTで2駅離れた忠孝新生駅に位置していますが、所要時間はわずか10分程度と非常にアクセス良好です。
このホテルの最大の魅力は、フロントスタッフ全員が日本語対応可能な点です。
ホテル目の前にはセブンイレブンとファミリーマートの2つのコンビニが並んでおり、飲食店も数軒あるため、夜遅い到着でも食事や買い物に困ることがありません。
周辺観光の面でも優れており、徒歩圏内にある華山1914文化創意産業園区は到着当日の最初の観光スポットとして最適です。
また、台湾屈指のライブハウス「レガシー台北」も近いため、音楽好きの方やライブ遠征で台北を訪れる方には特におすすめのホテルです。
- 住所:台北市中正區忠孝東路二段89號3樓
- アクセス:台北駅からMRT約10分
西門町エリアのおすすめホテル
台北の原宿や渋谷に例えられる「西門町」は、若者文化の中心地として人気の高いエリアです。
西門町は台北MRTの2路線が交差する要所で、グリーンライン(松山新店線)とブルーライン(板南線)の両方が利用できるため、交通アクセスが抜群に優れています。
特に台北駅とは同じブルーライン上にあるため、乗り換えの手間が少なく、このエリアのホテルを選ぶメリットは大きいでしょう。
交通の利便性に加えて、西門町周辺には阿宗麵線などの本格屋台グルメや天天利美食坊といったB級グルメレストランが数多く点在しており、お土産購入に便利なコンビニも充実しているため、滞在中の生活面でも非常に便利です。
観光面では、台北でおすすめの撮影スポットが2つあります。
一つは「Rainbow Six」と呼ばれる虹色の階段で、台湾がアジアで初めて同性婚を合法化した国であることを記念したシンボルとして親しまれています。
もう一つは歴史ある西門紅樓で、外観の美しさはもちろん、内部は「八方雲集」という物語にちなんだ八角形の構造が見どころです。
周辺の観光スポットとしては、迪化街や艋舺龍山寺があります。徒歩圏内ではありませんが、バスやMRTで気軽にアクセスできる距離です。
ただし、西門町エリアのホテル選びで注意すべき点もあります。
このエリアは外国人観光客が特に多く集まる地域のため、夜遅くまで街の騒音が続く場合があります。
静かな環境を重視される方は、おすすめホテルの中でも防音性の高い施設を選ぶことをおすすめします。
おすすめの日系ホテル:相鉄グランドフレッサ台北西門
(画像出典:相鉄グランドフレッサ台北西門)
相鉄グループのホテル運営会社が手がける、台北西門町エリアで最もおすすめの日系ホテルの一つです。
立地の良さは抜群で、MRT西門駅の2番出口・3番出口の目の前という絶好のロケーションにあります。
このホテルの大きな魅力は、フロントスタッフ全員が日本語で対応してくれる点です。
ホテル目の前にはセブンイレブンがあるため、夜食や台湾ならではのドリンクが欲しくなった時にも便利です。
周辺観光の面でも非常に優れており、道路を挟んですぐ向かいに歴史ある西門紅樓があります。
また、西門町のショッピングエリアへも徒歩圏内でアクセスでき、台北の若者文化を存分に楽しめる立地です。
さらに、徒歩8分ほどで台湾総統府にもアクセス可能です。
1919年の日本統治時代に建てられたこの建物は、ドイツ・ベルリンの赤い市庁舎に似た美しい外観で知られています。
200台湾ドル紙幣に描かれている建物でもあるため、実際の紙幣を持って記念撮影するのが観光客の間で人気のトレンドとなっています。
- 住所:台北市中正區中華路一段57號
- アクセス:MRT西門駅からすぐ(2番・3番出口前)
おすすめの日系ホテル:ソラリア西鉄ホテル台北西門
(画像出典:ソラリア西鉄ホテル台北西門)
西鉄ホテルズが運営する、台北西門町エリアでも特におすすめの日系ホテルです。
相鉄グランドフレッサ台北西門と比べると、MRT西門駅からは少し離れた立地ですが、6番出口から徒歩わずか5分という好アクセスを誇ります。
他の日系ホテルと同様に、フロントスタッフ全員が日本語で対応してくれるため、言語面での不安は一切ありません。
ホテルの隣にはファミリーマートがあり、台湾のファミリーマート限定ドリンクや軽食が気軽に購入できるのも嬉しいポイントです。
グルメ面では、多くのK-POPやJ-POPアイドルからも絶賛されている台湾火鍋に興味がある方におすすめです。
人気チェーン店「尬鍋台北西門店」がホテル近くにあり、本格的な台湾火鍋を手軽に楽しめます。
周辺観光の魅力も豊富で、台湾の伝統的なマッサージや台湾シャンプーを体験できる店舗が数多く点在しています。
このエリアならではの台湾文化を存分に味わえる立地です。
- 住所:台北市萬華區中華路一段88號6樓
- アクセス:MRT西門駅6番出口から徒歩5分
中山エリアののおすすめホテル
おしゃれな洋服やアクセサリーショップ、モダンなカフェやレストランが立ち並ぶ「中山」は、台北の洗練された文化エリアとして高い人気を誇ります。
中山エリアは台北MRTのレッドライン(淡水信義線)が利用でき、交通アクセスが抜群に優れています。
台北駅からわずか1駅という近さに加えて、人気観光地の淡水や中正記念堂、台北101も同じレッドライン上にあるため、乗り換えの手間が少なく、このエリアでホテルを選ぶメリットは非常に大きいでしょう。
交通の利便性に加えて、中山駅周辺には誠品生活南西と新光三越台北南西という2つの大型デパートがあり、日本のルミネやルクアのような洗練されたショッピング環境が整っています。
また、台湾ならではのコスメやパックが豊富に揃うPOYAやWATSONSなどのドラッグストアも充実しており、お買い物好きの方には特におすすめのエリアです。
グルメ面でも魅力的で、台湾で必ず食べるべき鼎泰豐や、台湾朝ごはんの定番である豆漿専門店がこの周辺に数多くあります。
さらに、TikTokで話題のCOOKIE886も隣駅の双連駅近くにあるため、女子旅で台北を訪れる方には中山エリアのホテルが断然おすすめです。
周辺の観光スポットとしては、地元グルメが楽しめる寧夏夜市も徒歩圏内にあり、夜の街歩きも存分に楽しめます。
おすすめの日系ホテル:オークラプレステージ台北(大倉久和大飯店)
(画像出典:大倉久和大飯店)
ホテルオークラが運営する、台北中山エリアでも最もおすすめの高級日系ホテルです。
MRT中山駅から徒歩わずか5分という絶好のロケーションに位置しており、台北市内の主要観光地へのアクセスも抜群です。
他の日系ホテルと同様に、フロントスタッフ全員が日本語で対応してくれるため、チェックインから滞在中のサポートまで、言語面での不安は一切ありません。
ホテルの真正面にはファミリーマートがあり、台湾のファミリーマート限定ドリンクや軽食が24時間気軽に購入できる利便性も魅力の一つです。
グルメ面では、台湾の代表的なグルメである麻辣火鍋を楽しみたい方に特におすすめです。
多くのK-POPやJ-POPアイドルからも絶賛されている人気チェーン店「新馬辣經典麻辣鍋中山店」がホテル近くにあり、本格的でスパイシーな台湾火鍋を手軽に味わえます。
ショッピング面でも充実しており、周辺にはAIR SPACEやMUURAなど台湾発のおしゃれなアパレルブランドが数多く点在しているため、台湾ならではのファッションアイテムを探すのに最適な立地です。
- 住所:台北市中山區南京東路一段9號
- アクセス:MRT中山駅3番出口から徒歩5分
忠孝新生エリアののおすすめホテル
忠孝新生、忠孝復興、忠孝敦化の3駅は、かつて地元の人々に「東区」と呼ばれていた、若者が集まる台北の賑やかな商業エリアです。
その中でも忠孝新生は、台北駅からMRTでわずか2駅という抜群のアクセスを誇ります。
忠孝新生エリアは台北MRTのブルーライン(板南線)が利用でき、交通の利便性が非常に優れています。
台北駅から2駅という近さに加えて、人気ショッピングエリアの西門町、忠孝復興、忠孝敦化も同じブルーライン上にあるため、乗り換えの手間が少なく、このエリアでホテルを選ぶメリットは非常に大きいでしょう。
さらに、可愛い雑貨店や名物かき氷店が立ち並ぶ永康街の最寄り駅である東門駅へも、忠孝新生駅からオレンジライン(中和新蘆線)でわずか1駅という便利さです。
交通の利便性に加えて、忠孝新生から2駅先の忠孝復興と忠孝敦化には遠東SOGO台北復興館や明曜百貨などの大型デパートがあり、ショッピング環境が整っています。
グルメ面でも魅力的ですが、他のエリアと比べて忠孝新生周辺のレストランは価格帯がやや高めの傾向があります。
ただし、徒歩圏内の観光スポットは他のエリアと比べると少なく、主要な観光地へはMRTでの移動が必要となる点は考慮しておきましょう。
おすすめの日系ホテル:三井ガーデンホテル台北忠孝
(画像出典:三井ガーデンホテル台北忠孝)
三井ガーデンホテル台北忠孝は、三井グループが運営する台北忠孝新生エリアで最もおすすめの日系ホテルです。
MRT忠孝新生駅の3番出口からすぐという絶好のロケーションに位置しており、台北市内の主要観光地へのアクセスも抜群です。
他の日系ホテルと同様に、フロントスタッフ全員が日本語で対応してくれるため、チェックインから滞在中のサポートまで安心して任せることができます。
ホテルから徒歩5分圏内にセブンイレブンやファミリーマートがあり、台湾限定商品や軽食を24時間気軽に購入できる利便性も大きな魅力です。
グルメ面では、このエリアならではの特色があります。1949年に国民党が台北に移転した際、多くの中国からの移民がこの地域に定住したため、本格的な中華料理レストランが特に充実しています。
おすすめのグルメスポットとして、絶品小籠包が味わえる「濟南鮮湯包」があります。
また、グループでの食事なら「詠豐堂」や「松滿樓」といった老舗レストランがおすすめです。
ただし、これらの料理店は複数人で料理をシェアする「合菜」スタイルが基本となるため、食事の仕方に慣れていない方は事前に確認しておくと良いでしょう。
- 住所:台北市大安區忠孝東路三段30號
- アクセス:MRT忠孝新生駅3番出口からすぐ
松山エリアのおすすめホテル
松山エリアは商業施設よりも住宅地が多いため、台北の他のエリアと比べて静かで落ち着いた印象が特徴的です。
松山駅は台北MRTのグリーンライン(松山新店線)の終点駅に位置し、台湾鉄道松山駅とも近接しているため、交通の利便性が非常に優れています。
特に松山空港や台北アリーナに近いため、コンサートやライブ参戦で台北を訪れる方には非常に便利なロケーションです。
グルメ面では、夜になるとライトアップされて写真映えする「饒河街觀光夜市」が近くにあり、台湾の夜市文化を存分に楽しめます。
ただし、徒歩圏内の観光スポットは他のエリアと比べると少なく、台北の主要観光地へはMRTでの移動が必要となる点は事前に考慮しておきましょう。
静かな環境での滞在を重視し、交通アクセスの良さを活かして各地を巡りたい方には理想的なホテル選択エリアです。
おすすめの日系ホテル:ホテルメトロポリタンプレミア
(画像出典:ホテルメトロポリタンプレミア)
ホテルメトロポリタンプレミアは、JRグループが運営する台北で最もおすすめの日系ホテルの一つです。
立地について注意点があり、厳密には中山エリアに位置していますが、松山エリアとの境界に近く、松山駅へのアクセスも良好です。
MRT南京復興駅の2番出口からすぐという好立地ですが、南京復興駅は構内に高低差があり、移動に時間がかかる駅として知られているため、大きな荷物をお持ちの方は事前に余裕を持った移動時間を確保することをおすすめします。
他の日系ホテルと同様に、フロントスタッフ全員が日本語で対応してくれるため、チェックインから滞在中のサポートまで安心して任せることができます。
ホテル周辺はオフィス街に位置しているため、グルメ面ではこのエリアならではの魅力があります。
コストパフォーマンスに優れた台湾式弁当のお店が数多く点在しており、リーズナブルに本格的な台湾グルメを楽しめます。
特におすすめの観光・グルメスポットは「遼寧夜市」です。
この夜市では「蘭芳麵食館」が有名で、名物の「招牌花椒麵」は絶対に味わうべき一品です。痺れるような花椒の香りが特徴的な、台湾ならではの麺料理を堪能できます。
- 住所:台北市中山區南京東路三段133號
- アクセス:MRT南京復興駅2番出口からすぐ
信義エリアのおすすめホテル
信義エリアはよく「台北の六本木」と称され、高層ビルや大型デパートが立ち並ぶ台北の現代的な商業中心地です。
信義エリアで最も便利なMRT駅は台北101・世貿駅で、レッドライン(淡水信義線)に位置しています。
台北駅から乗り換えの必要がなく、交通の利便性が非常に優れているため、このエリアでホテルを選ぶメリットは大きいでしょう。
また、女子旅の定番スポットである永康街の最寄り駅・東門駅も同じレッドライン上にあるため、観光の拠点としても理想的な立地です。
グルメ面では、少し歩くと地元の人々が日常的に通う「通化街・臨江街觀光夜市」があり、観光地化されていない本場の台湾グルメを味わえます。
観光面では、台北市内を一望できる象山への登山口が近く、比較的登りやすいハイキングコースとして人気があります。
また、台北101、新光三越信義新天地をはじめとする大型デパート群が形成する壮観なショッピングエリアがあり、お買い物好きの方には天国のような環境です。
夜のエンターテイメントを重視する方には、おしゃれなバーやナイトクラブが充実している信義エリアが断然おすすめです。
台北の洗練されたナイトライフを満喫できるでしょう。
信義エリアには現在のところ日系ホテルはありませんが、グランドハイアット台北は台北101に隣接する超大型5つ星ホテルとして高い評価を得ています。
日本語対応スタッフが常駐しており、サービス品質も申し分なく、日本人旅行者にも安心してご利用いただけるホテルです。
中山國小エリアののおすすめホテル
中山國小エリアは日本人向けのマッサージ店やスナックが多く立ち並んでいるため、台北の他のエリアと比べて歌舞伎町のような賑やかで独特な雰囲気が特徴的です。
中山國小駅は台北MRTのオレンジライン(中和新蘆線)に位置しており、台北駅からの乗り換えが必要となるため、正直なところ交通の利便性はそれほど高くありません。
しかし、このエリアはホテルの宿泊料金が比較的リーズナブルに設定されているため、コストパフォーマンスを重視する方にはおすすめのエリアです。
グルメ面では、地元色豊かな「晴光・雙城街夜市」が近くにあり、観光地化されていない本格的な台湾の夜市文化を存分に楽しむことができます。
観光面では、日本語対応可能な占い師が多数集まる「行天宮」があります。
行天宮は日本でも知名度の高い關羽を祀るお寺で、厄除けや商売繁盛を祈願することができる由緒あるスポットです。
また、線香を焚かないお寺としても知られており、落ち着いた雰囲気の中でお参りできるのも魅力の一つです。
台北でコストを抑えながらも、独特な文化体験と便利な観光を楽しみたい方には、このエリアでのホテル選択をおすすめします。
日系ホテル:ホテルサンルート台北
ホテルサンルート台北は、相鉄ホテルマネジメントが運営する台北でおすすめの日系ホテルです。
MRT中山國小駅の1番出口から徒歩4分という好立地に位置しており、中山國小エリアでホテルをお探しの方には利便性の高い選択肢と言えるでしょう。
他の日系ホテルと同様に、フロントスタッフ全員が日本語で対応してくれるため、言語面での不安なく快適にご利用いただけます。
グルメ面では、地元で人気の雙城街夜市まで徒歩4分という近さで、台湾の夜市文化を気軽に楽しめます。
特に「鴻水餃牛肉麵」は行列ができるほどの人気店として知られており、本格的な台湾の牛肉麺と水餃子を味わえます。
また、本場の台湾ドーナツを楽しみたい方には「台灣人ㄟ脆皮鮮奶甜甜圈 晴光創始店」がおすすめです。
こちらの店舗では、4個以下のご購入の場合は千元札でのお支払いができませんので、小額紙幣をご用意ください。
そのほかにも、台湾の伝統的なお菓子がお好きな方には「晴光紅豆餅」もぜひお試しいただきたい一品です。
- 住所:台北市中山區民權東路一段9號1-10F
- アクセス:MRT中山國小駅1番出口から徒歩4分
南港エリアののおすすめホテル
南港エリアは比較的新しく開発された地区のため、建物が新しく、台北の他のエリアとは異なる近代的な都市計画が進んだ雰囲気を感じられる場所です。
南港駅は台北MRTのブルーライン(板南線)に位置しており、台北駅からの乗り換えは必要ありませんが、台北駅からは少し距離があります。このエリアでホテルを選ぶ際は、この点を考慮する必要があるでしょう。
しかし、南港駅には台湾高速鉄道(新幹線)と台湾鉄道の駅も併設されているため、交通の利便性は非常に優れています。
特に台北発の新幹線は南港が始発駅となるため、混雑が少なく快適に乗車できるのが大きなメリットです。
台湾旅行で台中、台南、高雄方面へ台湾高速鉄道を利用する予定がある方には、南港エリアでのホテル選択が非常に便利でおすすめです。
また、南港駅には駅直結のショッピングモール「CITYLINK」があり、お買い物やお食事に困ることはありません。
必要なものは駅周辺で揃えることができます。
唯一のデメリットとしては、南港エリアは観光スポットが比較的少なく、台北市内の主要観光地へはMRTでの移動が必要となる点です。
南港エリアには現在のところ日系ホテルはありませんが、「コートヤード バイ マリオット台北」が駅直結の5つ星ホテルとして高い評価を得ています。
日本語対応スタッフが常駐しており、サービス品質も申し分なく、日本人旅行者にも安心してご利用いただけるホテルです。
新幹線での移動を重視し、モダンで快適な環境を求める方には、このエリアでのホテル選択を強くおすすめします。
台北でホテルのエリア選びを失敗しないコツ
台北でホテルを選ぶ際、エリア選びで失敗しないためには、まず自分の旅行スタイルを明確にすることが重要です。
エリア選びで注意すべきポイント
- 騒音レベルの確認:西門町や信義エリアなど観光客が多い地域は、夜遅くまで街の騒音が続く場合があります。
- 徒歩圏内の観光スポット:松山や南港エリアは主要観光地への移動にMRTが必要となるため、観光重視の方は注意が必要です。
- 日系ホテルの有無:言語面での安心を求める方は、オークラプレステージ台北、三井ガーデンホテル、ホテルメトロポリタンプレミアなどの日系ホテルがあるエリアを選ぶと良いでしょう。
- 価格帯の違い:忠孝新生周辺は他のエリアと比べてレストランの価格帯がやや高めの傾向があります。
交通の利便性を最重視する方におすすめのエリア
台北駅周辺、中山、西門町エリアは、MRT各線が集中している交通の要所です。
特に台北駅は桃園空港からのアクセスポイントであり、九份や十分などの人気観光地への現地ツアーの集合場所としても頻繁に利用されるため、このエリアでホテルを選べば移動時間を大幅に短縮できます。
ショッピングとグルメを重視する方におすすめのエリア
信義エリアは「台北の六本木」と呼ばれる現代的な商業中心地で、台北101や大型デパート群が集中しています。
一方、中山エリアは洗練されたブティックやおしゃれなカフェが多く、永康街へのアクセスも良好です。
忠孝新生から忠孝敦化にかけての東区エリアも、大型デパートと本格的な中華料理店が充実しています。
コストパフォーマンスを重視する方におすすめのエリア
中山國小エリアは台北の他のエリアと比べてホテルの宿泊料金がリーズナブルに設定されており、地元色豊かな夜市も楽しめます。
ただし、台北駅からの乗り換えが必要となるため、利便性とのバランスを考慮する必要があります。
静かな環境を求める方におすすめのエリア
松山エリアは住宅地が多く、台北の他のエリアと比べて静かで落ち着いた環境です。
コンサートやライブ参戦の方には台北アリーナに近い立地も魅力的です。
南港エリアも新しく開発された近代的な地区で、台湾高速鉄道の始発駅としての利便性があります。
台北のホテルエリア選びでよくある質問
Q1. 台北でホテルを選ぶ際、最もおすすめのエリアはどこですか?
旅行の目的によって異なりますが、初めての台北旅行であれば中山エリアがおすすめです。
MRT各線へのアクセスが良く、ショッピングやグルメ、観光のバランスが取れています。
交通の利便性を最重視する方は台北駅周辺、若者文化を楽しみたい方は西門町エリアが理想的です。
Q2. 日系ホテルがあるエリアを教えてください。
台北で日系ホテルが充実しているのは、中山エリア(オークラプレステージ台北)、忠孝新生エリア(三井ガーデンホテル台北忠孝)、西門町エリア(相鉄グランドフレッサ台北西門、ソラリア西鉄ホテル台北西門)、台北駅周辺(ホテルグレイスリー台北)などです。松山エリア近くにはホテルメトロポリタンプレミアもあります。
Q3. 桃園空港からアクセスしやすいエリアはどこですか?
桃園空港からMRTで直結している台北駅周辺エリアが最もアクセスしやすく、おすすめです。
台北駅は交通の要所となっているため、ここを拠点にすれば市内各地への移動も便利です。
Q4. 夜市グルメを楽しみたい場合、どのエリアがおすすめですか?
各エリアにはそれぞれ特色のある夜市があります。
台湾で最も人気の高い士林夜市へ行きたい場合は、レッドライン(淡水信義線)の駅がある台北駅エリアや中山エリアがおすすめです。信義エリアも同じ路線上にありますが、やや距離があります。
次に人気の寧夏夜市については、中山駅、台北駅、西門駅からアクセスしやすいため、これらのエリアでのホテル選択が便利です。
ただし、実際にはそれぞれのエリアに必ず地元で愛される人気夜市が存在しているため、夜市へのアクセスを最優先にホテルエリアを選ぶよりも、交通の利便性やショッピング環境、予算などの他の要素を総合的に考慮してエリアを決める方が良いでしょう。
どのエリアを選んでも、台北の夜市文化を十分に楽しむことができます。
Q5. ショッピングに便利なエリアはどこですか?
信義エリアは台北101や新光三越信義新天地などの大型デパートが集中する現代的なショッピングエリアです。
中山エリアは洗練されたブティックや台湾発のアパレルブランドが多く、忠孝復興・忠孝敦化エリアには遠東SOGOや明曜百貨などがあります。
Q6. 台北101に近いホテルエリアはどこですか?
信義エリアが台北101に最も近く、特にMRT台北101・世貿駅周辺がおすすめです。このエリアには現在日系ホテルはありませんが、グランドハイアット台北などの高級ホテルがあり、日本語対応スタッフも常駐しています。
Q7. 観光地へのアクセスを重視する場合の選び方は?
永康街への観光なら中山エリアや信義エリア(同じレッドライン)、九份や十分などの郊外観光なら台北駅周辺(現地ツアーの集合場所)、淡水観光なら中山エリア(同じレッドライン)が便利です。
各エリアの交通アクセスを事前に確認して選ぶことをおすすめします。